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未電化地域での電気製品シェアリングサービス

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(株)東芝

地球上には、電力系統が整備されていない「未電化地域」が存在し、そこに居住する人々は、仕事、料理、勉強などに十分な明かりや電力を使うことができません。東芝グループは、再生可能エネルギーで充電する電気製品のシェアリングサービスに着目し、2019年から太平洋の島嶼国を対象に、サービスのニーズ調査や実証を進めてきました。また、バヌアツ共和国マランパ州においてシェアリングサービスのニーズ及び住民からの受容を確認し、シェアリングサービスによる経済性の確保が見込めたことから、同州政府、バヌアツ投資推進局、国際機関太平洋諸島センターなどの協力を得て、2023年に同地域でLEDランタンのシェアリングサービスの試行を実施しました。将来的には、LEDランタンによる“明かり”の提供に限らず、電動農機具やミシンなど“生産性を向上させる”電気製品を貸し出すことも予定しています。

東芝グループは、電気製品のシェアリングサービスの事業化を加速し、環境に配慮しながら地域の電化を進めることで、すべての人々に経済的でクリーンなエネルギーを提供するとともに、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献していきます。