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サステナビリティ担当役員メッセージ

東芝グループのめざす
持続可能な社会の実現のために
サステナビリティ経営に取り組んでまいります。

上席常務執行役員 牛島 知巳

現在、気候変動をはじめとする地球環境問題や、エネルギー・資源の制約など、さまざまな社会課題が深刻化し、人類の未来や安心・安全な暮らしが脅かされています。これらの課題解決には、国や社会、個人、すべてにおいて従来以上の取り組みが求められ、企業としての責任も一層重くなっています。

東芝グループは、「人と、地球の、明日のために。」という経営理念のもと、創業以来、社会課題に真摯に向き合い、事業を通じてその解決に取り組んできました。これまで多くの事業を通じて培ってきた技術力、知見、パートナーシップを活かし、人と自然が共生する社会、安全・安心な社会の実現をめざしてまいります。具体的には、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に向け、当社の強みである、再生可能エネルギーの促進に貢献する最先端の環境保全技術や、老朽化対策に貢献する高度なハードウェア技術、省エネルギー化を実現する高性能デバイス等の総合力を活かし、これにAIやデジタル技術を融合させることで、東芝ならではの価値ある製品・サービスを提供していきます。

サステナブルな社会の実現には、あらゆるステークホルダーとの共創が不可欠です。東芝グループのお客様は、行政や企業のみならず、インフラを利用するすべての人々です。社会の要請を起点に、ステークホルダーの皆様との対話を重ねながら、共に未来を築いていきます。

東芝グループでは、誠実で透明性のある経営基盤の構築を通じて、サステナブルな社会を実現する企業を目指し、重要課題(マテリアリティ)に中長期的な視点で取り組んでいます。
2024年5月には、非上場下の新たなステップとして「東芝再興計画」を発表し、経営陣と従業員が一体となって、グローバルエコシステムの形成と社会課題の解決に取り組むことを宣言しました。2025年度には、将来を見据えた東芝グループビジョンの具体化にも取り組みました。
ビジョンに基づき、成長に向けた取り組みをさらに加速するため、企業価値向上に貢献するマテリアリティを再特定し、全社横断的な取り組みを強化しています。

さらに、当社は25年11月から「ビジネスセグメント制」を導入しました。事業領域を再定義するとともに、それぞれの事業領域を統括する「ビジネスセグメント責任者」が、事業領域ごとに成長戦略を具体化し、成長市場へのリソースシフト、市場変化に応じたビジネスモデルの変革等の施策を進め、2名のCo-COOと一体となって中長期的な社会課題の解決に貢献してまいります。

東芝グループは、これからも世界をより良い場所にし、地球で暮らすすべての人々が笑顔になれる未来を思い描きながら地球規模の課題解決にグローバルに貢献していきます。
「人と、地球の、明日のために。」

「人と、地球の、明日のために。」は、東芝グループの経営理念です。