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水質汚濁防止に貢献するZLDシステム

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東芝インフラシステムズ(株)

都市部の急激な人口増加と経済発展が進む新興国では、水質汚濁が年々深刻化し、排水の水質改善や排出先の水環境保全のニーズの高まりとともに、健全な水循環を実現するための法規制が強化されています。
東芝グループでは、河川の水質汚染リスク低減と、排水の再生及び再利用という水資源の有効活用促進の視点から、工場からの排水をゼロ化するZLD(Zero Liquid Discharge)システムを提供しています。
ZLDは排水中の不純物を濃縮分離し、再生水を回収する機能と、不純物が濃縮された水を蒸発させて乾燥した固形廃棄物を得る機能から成り、最終的に系外に排出される排水をゼロになるまで低減します。
ZLDシステムを適用することで、水の枯渇や水資源汚染問題に対して、公共用水域の水質汚濁防止に貢献します。
水回収設備で用いる膜処理の目詰まり防止対策で回収率を80%から95%に改善することにより、蒸発に必要なエネルギーを約4分の1に低減し、温室効果ガス排出量を半減します。

  • インド自動車工場での導入実績に基づく試算結果

ZLDシステムの概略プロセスフロー

自動車工場事例(排水サンプル)