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東芝環境ソリューション(株)
2022年4月に「プラスチック資源循環法」が施行され、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みの推進が重視されています。また、2025年2月には「再資源化事業等高度化法」が施行され、再資源化の際、カーボンニュートラルへの貢献も視野に入れることが求められるようになりました。
東芝環境ソリューション(株)では家電の再資源化事業を行っていますが、2024年10月より、再資源化率が向上する高度選別施設を導入した新たな洗濯機処理ラインを稼働しています(図1)。本ラインは従来とは異なり、前処理~破砕~選別を一体化して、洗濯機を金属(鉄、アルミ等)及び各種プラスチックへと選別します。本ラインにおけるプラスチック再資源化により、再生プラスチック材の製造時に発生する温室効果ガス排出量をバージンプラスチック材の製造時よりも抑えることができるため、カーボンニュートラルの実現にも貢献できます。
図1 洗濯機処理ライン