気候変動やエネルギー・資源の枯渇、海洋プラスチック問題、水資源や生物多様性保全など、さまざまな環境課題が深刻化し、将来世代の安心・安全な生活が脅かされています。
企業活動を通じてこれらの課題解決に貢献するため、東芝グループではグローバルな視野に立った長期ビジョンとして「環境未来ビジョン2050」を策定し、2050年の「あるべき姿」に向けて「気候変動への対応」、「循環経済への対応」、「生態系への配慮」を環境分野におけるマテリアリティとし、具体的なKPIを定めて取り組みを進めています。
設計、調達、製造、物流、販売、廃棄などのバリューチェーン全体を通じて、現在と未来の地球環境に配慮した企業活動を推進します。
環境分野の数値目標(KPI)と実績
気候変動への対応
台風や洪水、竜巻などの自然災害、干ばつ、海面上昇などを引き起こす地球温暖化に対処するため、世界では2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けた動きが加速しています。東芝グループは「環境未来ビジョン2050」のもと、製品製造時や製品・サービス使用時の温室効果ガス排出量の削減、調達取引先の皆様との協働による、購入した製品・サービス由来の温室効果ガス排出量の削減を中心とした施策を推進し、東芝グループのバリューチェーン全体において気候変動に対応していきます。また、気候変動の適応策に寄与するビジネスも推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
---|---|---|---|
事業活動における温室効果ガス総排出量 | 102万t-CO2 | 77万t-CO2 | 98万t-CO2 |
エネルギー供給製品・サービスによる 温室効果ガス排出量の削減率(2019年度基準) |
11.4%削減 | 70.4%削減 | 13.6%削減 |
再生可能エネルギー供給製品・サービスによる 温室効果ガスの削減貢献量(2021年度からの累計) |
2,800万t-CO2 | 5,033万t-CO2 | 4,300万t-CO2 |
エネルギー消費製品・サービスによる 温室効果ガス削減貢献量(2021年度からの累計) |
4,100万t-CO2 | 3,779万t-CO2 | 5,700万t-CO2 |
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
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事業活動における温室効果ガス総排出量 | 102万t-CO2 | 77万t-CO2 | 98万t-CO2 |
エネルギー供給製品・サービスによる 温室効果ガス排出量の削減率(2019年度基準) |
11.4%削減 | 70.4%削減 | 13.6%削減 |
再生可能エネルギー供給製品・サービスによる 温室効果ガスの削減貢献量(2021年度からの累計) |
2,800万t-CO2 | 5,033万t-CO2 | 4,300万t-CO2 |
エネルギー消費製品・サービスによる 温室効果ガス削減貢献量(2021年度からの累計) |
4,100万t-CO2 | 3,779万t-CO2 | 5,700万t-CO2 |
循環経済への対応
企業は生産活動を行うにあたり、限りある資源を大切に利用するとともに、循環的な利用をすることで資源の消費を抑制し、環境負荷を低減する、「サーキュラーエコノミー」への転換が求められています。
東芝グループでは「環境未来ビジョン2050」のもと、事業活動における廃棄物量の抑制や製品・サービスにおける省資源化量の拡大、プラスチックの資源循環量の拡大に取り組んでいます。また、当社グループの注力ビジネスであるデジタル技術を活用したソリューションを通じて、資源消費、環境負荷と経済活動をデカップリングしていく循環経済型ビジネスモデルの構築により、持続可能な社会の実現に貢献します。
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
---|---|---|---|
事業活動における廃棄物量 | 2.5万t | 3.0万t | 2.5万t |
製品・サービスにおけるプラスチック資源循環量(2021年度からの累計) | 1,200t | 1,552t | 1,800t |
製品・サービスにおける省資源化量(2021年度からの累計) | 27万t | 20万t | 40万t |
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
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事業活動における廃棄物量 | 2.5万t | 3.0万t | 2.5万t |
製品・サービスにおけるプラスチック資源循環量(2021年度からの累計) | 1,200t | 1,552t | 1,800t |
製品・サービスにおける省資源化量(2021年度からの累計) | 27万t | 20万t | 40万t |
生態系への配慮
私たち人類は、自然の恵みによって、いのちや暮らしを支えられています。人類が生態系の一部であることを認識し、ともに連携して生態系を守るとともに、その恵みを使いつくしたり汚したりしないよう、持続可能な利用をしていかなければなりません。
東芝グループでは「環境未来ビジョン2050」のもと、事業所内外での生物多様性保全に向けた取り組みや、水資源や化学物質の適正な管理を推進することにより、自然が回復軌道に乗り、自然と人間が調和して暮らす「ネイチャーポジティブ」な社会の構築に貢献します。
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
---|---|---|---|
事業活動における化学物質総排出量原単位 | 99% (2021年度比) |
91% (2021年度比) |
99% (2022年度比) |
事業活動における水受入量原単位 | 99% (2021年度比) |
104% (2021年度比) |
99% (2022年度比) |
KPI | 2022年度目標 | 2022年度実績 | 2023年度目標 |
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事業活動における化学物質総排出量原単位 | 99% (2021年度比) |
91% (2021年度比) |
99% (2022年度比) |
事業活動における水受入量原単位 | 99% (2021年度比) |
104% (2021年度比) |
99% (2022年度比) |
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