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~窪地やアンダーパスの冠水による車両水没被害を軽減~
「車両水没緊急アラート」の実証実験を開始

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東芝デジタルソリューションズ(株)

東芝デジタルソリューションズ(株)と三井住友海上火災保険株式会社は、埼玉県、千葉県、静岡県、愛知県の4県で、車両水没被害の軽減に向けた「車両水没緊急アラート」の実証実験を2025年4月より開始しました。
自然災害を起因とする自動車の被害は、近年多発する降雹(こうひょう)のほか、窪地やアンダーパスの冠水による水没も多く見られます。車両水没を回避するためには、地形等を考慮したリアルタイムの雨量分析により、冠水の危険性の高い場所を把握することが求められます。しかし、局地的かつ突発的に急激な雨水の増加をもたらすゲリラ豪雨は事前予測が難しいとされています。
このような中、東芝グループが気象レーダシステム事業で培ったデータ解析技術を活用し、車両水没の被害軽減に向けたアラートを配信する実証実験を行います。
本実証実験では、約30分先の降雨予測情報を基に、車両水没の危険性を知らせるアラートをSMSで対象者に配信し、被害の予防効果を検証します。
両社は、アラート配信を通じてお客様の行動変容を促し、車両の水没被害を未然に防ぐとともに、本実証実験で得られた知見を活用し、防災・減災に資するソリューションを拡充していきます。