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カーボンニュートラルの実現に貢献する陸上風力発電所

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東芝エネルギーシステムズ(株)

当社は、福島復興風力合同会社から福島県阿武隈地域における4つの陸上風力発電所1向けに、GEベルノバ社製の3.2MW風車(型式:3.2-103)46基(合計14万7千kW)を納入しました。本発電所は、2025年4月より営業運転が開始されています。
風力発電は、CO2を排出しないクリーンなエネルギー源であり、風は枯渇しない資源であることから持続可能な発電が可能です。本発電所は、阿武隈地域の稜線上に全高約148メートルの風車が46基設置され、国内最大2の陸上風力発電所となります。年間発電量は約3億6,000万kWhを見込んでおり、年間約14万7千トンのCO2排出抑制効果(当社試算)が期待されます。また、日本の厳しい気象条件にも対応できるよう開発された技術(台風等の暴風時に停電した際、バックアップバッテリーにより風車を安全な方向に旋回させるシステム)を採用し、安全面に配慮しています。
当社は今後20年間、本発電所の運用保守を担います。風車の稼働を安定させることによって、『第7次エネルギー基本計画』に掲げられた「再生可能エネルギーを日本の主力電源とすることをめざし、2040年までに再生可能エネルギーの割合を40%~50%に引き上げる」という政府目標の達成に貢献します。
当社は、今後も日本の風力発電の普及及びカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

  • 阿武隈風力第一発電所、阿武隈風力第二発電所、阿武隈風力第三発電所及び阿武隈風力第四発電所から構成される。
  • 2025年4月時点。福島復興風力合同会社調べ。