- 環境
- 生態系
- 拠点の取り組み
西日本家電リサイクル(株)
当社の循環型水リサイクルプラントは、環境に配慮した取り組みを重視しています。
家電製品(エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機)を分解・破砕し、金属やプラスチックを再資源化する工程では、特に細かく破砕されたプラスチックの洗浄や比重差選別に大量の水を使用しています。洗浄工程では、微細な破砕片や汚れが排水に混入するため、凝集剤などの薬品を使用して塊にし、水槽で沈殿させて除去します。この処理水は、再び洗浄に使用されます。また、比重差選別では純度の高い水が必要とされるため、活性炭やイオン交換樹脂による高度な処理を施し、再生水を生成しています。この水は、同じ工程で再び利用されています。過去3年間のデータによると、工場で使用する水をすべて市水に依存した場合に比べ、再生水量は約80%に達しており、これにより年間約35,000~40,000トンの水受入量を節約しています。
今後も持続可能な資源循環型社会の構築に貢献する企業としての役割を果たしていきます。
- 環境への配慮(西日本家電リサイクル(株))
工程廃水をプラント内で回収・浄化し、再利用しています。
凝集沈殿設備
活性炭&イオン交換樹脂処理設備