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東芝ライテック(株) 今治事業所
地元自治会、近隣住民、愛媛県自然保護課、同県生物多様性センター、今治市環境政策課、公園緑地課、NPO団体、動植物専門家とともに年4回、今治市織田ヶ浜海岸の整地活動を実施しています。海岸には同県絶滅危惧ⅠB類の「ウンラン」などが生息し、近隣小学校児童を毎年春秋季に現地に招き、授業の一環として動植物観察会を実施しています。現地観察会では動植物の生態観察に加え、海洋プラスチック問題の説明・海岸漂流ごみの研究や回収活動も行っています。更に環境省、近隣企業や高校生も参加する活動へと展開し、2023年は織田ヶ浜近隣住民に対する環境学習会、近隣小学校への出前授業も行いました。そうした活動の結果、同年10月に環境省が主催する“自然共生サイト”に「織田ヶ浜海岸」が認定され、2024年8月には国際的にも生物多様性保全上の重要な地域としてOECM国際データベースに登録されました。また、同県RDBⅠ類の「ナミキソウ」などが生息している同市唐子浜海岸、環境省RDBⅡ類植物の「ヒロハマツナ」などが生息している同市大西町品部川河口においても近隣小学校児童を招いての観察会を実施しています。今後も地域に根づいた生物多様性保全活動に取り組んでまいります。
OECM登録ロゴマーク
環境授業①
環境授業②
整備活動
ウンラン