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多面的機能の維持に貢献する世界文化遺産「バナウエ棚田」の再生活動

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東芝情報機器フィリピン社

1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されたフィリピンのバナウエ棚田において、耕作放棄された棚田の再生活動を2012年から従業員と地域、政府などが連携して継続的に実施しており、これまでの累計参加者数は2,000人を超えています。本活動では土地や棚田の整備・修復作業並びに稲の田植えや苗木の植樹活動を実施するとともに、棚田の重要性や生態系への配慮を含めた環境教育を地域の学生に行っています。2023年度も従業員及び学生、地域・政府関係者約280人が参加し、約350m2に及ぶ棚田の除草や整備・修復作業と田植えと苗木の植樹活動を行いました。また、環境教育では、廃棄物の適正分別や水、エネルギー、化学物質、有害廃棄物の管理を含めた教育を実施し、意識向上を図りました。今後も地域、政府と連携し、「保水」、「洪水調整」、「生態系保全」などの多面的な機能を有するバナウエ棚田の再生活動に取り組んでまいります。

稲の田植え

棚田の整備

学生への環境教育

苗木植樹前の集合写真