久慈地域エネルギーと東芝エネルギーシステムズが再エネ供給契約を締結
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2024年07月10日
久慈地域エネルギー株式会社
東芝エネルギーシステムズ株式会社
このたび、岩手県初の自治体新電力注1である久慈地域エネルギー株式会社(以下、久慈地域エネルギー)と東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝ESS)は、東北エリアの太陽光発電所から発電される再エネ電力の供給契約を締結しました。本事業において供給開始後20年間、東芝ESSがアグリゲーターとしてインバランスリスクを負担し、小売電気事業者である久慈地域エネルギーに再エネ電力を供給します。
久慈地域エネルギーは、アグリゲーターである東芝ESSから、東北エリアでFIP制度を活用した新設の太陽光発電所15か所(合計出力約750kW(AC))とFIP制度を活用しない既設の非FIP太陽光発電所20か所(合計出力約1,000kW(AC))で発電される再エネ電気を固定価格で買い取ります。東芝ESSは、アグリゲーターとして自社が保有する東北エリアのバランシンググループ注2と、高度な発電予測技術を活用し、発電事業者に代わり計画値同時同量業務注3とインバランス補償を行います。
久慈地域エネルギーは、本事業により、安定的に固定価格で再エネ電源を入手可能になります。この電源を活用した、新たな再エネ100%の料金メニュー「アマリングリーンでんきSPプラン」注4を設け、再生可能エネルギーを広くお客様へ提供してまいります。
東芝ESSは、久慈地域エネルギーが目指す「全電力再エネ化」に貢献します。今後もカーボンニュートラルの実現に向けて、再エネアグリゲーションサービスの受注活動を加速していきます。
注1:自治体と地域企業、専門ノウハウを有する地域外企業が、地域振興を目的として、共同出資で設立する地域エネルギー会社
注2:計画と実績のインバランスを積算する事業者集団
注3:発電事業者や小売事業者などが30分単位で発電計画と発電実績、需要計画と需要実績を一致させるように調整を行う仕組み
本契約の体制
ニュースリリースに掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝エネルギーシステムズ株式会社に関するお問い合わせをご覧下さい。