ニュースリリース

「CIGRE 2022 Technical Exhibition」に出展

~電力流通システム分野の環境配慮型製品・デジタルサービスなどを展示~

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2022年08月19日

東芝エネルギーシステムズ株式会社

 当社は、フランスのパリ国際会議場において2022年8月29日(月)から9月2日(金)に開催されるCIGRE(国際大電力システム会議)パリ大会に併設される展示会「CIGRE 2022 Technical Exhibition」に出展し、当社の電力流通システム事業領域における環境対応への取り組み、デジタル化に関する製品・サービスなどをご紹介します。

 CIGREは多様性に富んだ送変電に関する技術問題を討議する場として1921年に設立された民間の非営利団体です。同団体は、2年に1度パリで大会を開催しており、1994年からは展示会が併設されています。2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い延期されており、今年は2018年以来4年ぶりの併設展示会開催となります。同大会および展示会には、世界各国・地域から約9,600名(2018年実績値:主催者発表)の業界関係者が参加しています。

 当社ブースは、6つのテーマで構成され、環境対応を追求した「自然由来ガスを用いたガス絶縁開閉装置注1(AEROXIATM注2)」や様々な当社の変電所向けソリューションに関して、映像やパネルを用いてご紹介します。また、避雷器や保護リレーの実物やAEROXIATMのモックアップも展示を予定します。

 当社グループは、電力流通システム事業においてグローバル展開を引き続き推進するとともに、エネルギーアグリゲーションビジネスの事業拡大を目指します。当社ブース(S170)へのご来場をお待ちしております。

 

ブースイメージ


展示コーナー概要


1.自然由来ガスを用いたガス絶縁開閉装置
遮断器に使用されている絶縁媒体として、地球温暖化係数(GWP)が高いSF6(六フッ化硫黄)ではなく、安全性が高く、かつ漏えい時の地球温暖化への影響がない自然由来ガスを用いたガス絶縁開閉装置(GIS)をご紹介します。

2.パワエレ技術
洋上風力発電などの普及を見据え、再生可能エネルギーを遠隔地から安定して供給するための自励式HVDC注3システムやSTATCOM注4システムを、日本における導入事例や将来展望とともにご紹介します。

3.高電圧変電機器
環境調和性が高くメンテナンス性や安全性に優れた変電機器や、小型・軽量化を実現したポリマー形避雷器などの、高電圧変電機器に対して当社が有するさまざまな製品・ソリューションをご紹介します。

4.保護リレー
デジタル型保護リレーの最新機種をご紹介します。

5.東芝電力流通システムインド社の製品紹介
当社の海外現地法人でインドの製造拠点でもある東芝電力流通システムインド社の製品(配電用変圧器・インバーター用変圧器・ガス絶縁開閉装置)をご紹介します。

6.マイクログリッド・システム
再生可能エネルギーの普及を加速する経済的で環境に優しいマイクログリッド向けソリューションをご紹介します。

注1:ガス絶縁開閉装置(GIS)は、送電線に異常が生じた場合に電流を遮断して他の電力機器への影響を防ぐための遮断器や、送電系統を切り換えるための断路器、避雷器、計器用変成器などから構成される設備です。
注2:“AERO”(自然由来ガス)+“AXIA”(ギリシャ語で価値)の当社造語(エアロクシア)
注3:HVDC:High Voltage Direct Current(直流送電)
注4:STATCOM: STATic synchronous COMpensator(無効電力補償装置)

ニュースリリースに掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝エネルギーシステムズ株式会社に関するお問い合わせをご覧下さい。