アラブ首長国連邦・フジャイラF3ガス焚き複合火力発電所向け400kV開閉所を受注

お知らせ

電力流通

受注・納入

2020年9月25日

東芝エネルギーシステムズ株式会社

 当社は、アラブ首長国連邦(以下、「UAE」)フジャイラF3ガス焚き複合火力発電所向けに、400kV開閉所の建設一式を、サムスンC&Tから受注しました。本件は、サムスンC&Tが、事業者となる株式会社丸紅及びUAE政府傘下のAbu Dhabi Power Corporationが共同出資する特別目的会社を通じて締結したEPC契約に基づき受注したものです。なお本開閉所は、2022年3月に完工を予定しています。

 今回受注したのはUAEにあるフジャイラ首長国に建設されるフジャイラF3内 に設置される400kVの大型開閉所です。主要製品であるガス絶縁開閉装置(GIS)一式は全て当社の浜川崎工場で製造し、出荷致します。当社の過去30年以上にわたるUAEでの豊富な納入実績、並びに当社製品の技術力と信頼性が高く評価され、本案件の受注に至りました。

 UAEのみならず、中東地域では経済の成長や人口増加とともにエネルギー需要は急速に拡大しており、今回受注したような大型の送変電設備や既設設備向けの保守サービスのニーズが高まっています。
今後も、電力需要の伸びが期待される中東諸国や南アジア、アフリカなどを注力地域として、同事業におけるグローバル展開をさらに加速していきます。

注:EPC(Engineering Procurement and Construction):設計(Engineering)、調達(Procurement)、据付工事(Construction)


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