NEDO「グリーンイノベーション基金事業(洋上風力発電の低コスト化プロジェクト)」に採択

~洋上風力運転保守高度化事業(デジタル技術による予防保全・メンテナンス高度化)について~

プレスリリース

再生可能エネルギー

受注・納入

2022年1月21日

東京電力リニューアブルパワー株式会社
東芝エネルギーシステムズ株式会社

 東京電力リニューアブルパワー株式会社(以下、「東電RP」)および東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、「東芝ESS」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」において、洋上風力運転保守高度化事業(デジタル技術による予防保全・メンテナンス高度化)(以下、「本事業」)に応募し、本日、採択を受けました。

 再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札である洋上風力発電は、政府が「2040年までに3,000万kW~4,500万kWの案件を形成する」という高い目標を掲げており、洋上風力の導入拡大を図るうえで、コストの35%程度を占めるメンテナンスの高度化は世界共通の課題です。

 本事業では、今後建設が見込まれる浮体式洋上風力発電向けの技術として、2022~2023年度(予定)にかけて、センサーおよびROVの活用による浮体・係留索等の監視・点検技術の高度化、ドローンによる風車外観の遠隔点検や、ロボットによるナセル内部の点検の自動化、センシングデータによる洋上風車の健全性分析サービスの開発など、メンテナンスの低コスト化に向けて取り組んでまいります。

 東電RPは、自然の恵みを最大限に活用して安定的に低廉な電気をお届けすることで、国内外に再生可能エネルギーを普及させ、クリーンでサステナブルな社会の実現と地域に根差した産業の発展に貢献してまいります。

 東芝ESSは、先進のIoT・AI技術を用いたメンテナンスの高度化による洋上風力発電の低コスト化、および洋上風力発電設備のサプライチェーン構築を通じて、日本における洋上風力発電の普及およびカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

※ROV(Remotely Operated Vehicle):遠隔操作型の無人潜水機

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