「再エネアグリゲーションサービス」開始のお知らせ
~再エネ発電事業者向けの支援サービスとして、計画値同時同量業務と取引業務を代行~
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2022年05月17日
東芝エネルギーシステムズ株式会社
東芝ネクストクラフトベルケ株式会社
東芝グループは「再エネアグリゲーションサービス」において、主に三種類のサービスを提供します。一つは、東芝ESSが再エネBG注2を構成し、再エネ発電事業者より、発電した再エネ電力を買い取り、市場または相対取引で売却する卸売のサービスです。一方で同時に、再生可能エネルギーを束ね、計画値同時同量業務と取引業務を発電事業者に代わって代行します。再エネ発電事業者は本サービスに加入することで、バランシング責務とマーケットリスクを負うことがなく、疑似的なFITスキームを構築する事が可能です。長期間、東芝ESSが国から支払われるプレミアム価格と合算し、FIT相当の価格で買い取りをするため、顧客の事業収益の安定化にも貢献します(図2)。
また、「アグリゲーターや自己託送事業者などが行う業務を東芝グループが受託し業務代行するサービス」、 「再エネアグリゲーターが業務を行うために必要な機能を東芝グループがSaaS提供するサービス」の2つのサービスの提供も開始しました。卸売およびBGの業務代行は東芝ESSが、SaaS提供はTNKが行う予定です。なお、これらのサービスの対象となる再エネ発電事業者は国内の低圧・高圧・特別高圧注3の発電所になります。
東芝グループは、カーボンニュートラル社会の実現にむけ、再エネ普及を後押しするとともに、安定的かつ効率的な電力システムの実現に貢献していきます。
注2:計画と実績のインバランスを積算する事業者集団
注3:FIP制度を活用する場合は、国内の出力50kW以上の高圧・特別高圧の発電所が対象になります。
注4:実際の数字ではなくイメージ(FIT価格10円、参照価格6.6円、調整前プレミアム3.4円で計算)
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