VPP(バーチャルパワープラント)事業のビジョン

VPP(バーチャルパワープラント)の事業・技術は、産業の大動脈であるエネルギーの脱炭素化に向けた転換に際して生じる様々な社会の課題解決に挑戦します。
社会のニーズに応え、電力供給の安定化・強靭性の強化に貢献し、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現を目指します。

VPPを支える東芝のサービス


再エネアグリゲーションサービス


当社がアグリゲーターとして、再生可能エネルギーの買取・販売を行います。インバランスリスクの負担や収益最大化に向けた最適化の支援を行い、事業への投資や再エネ調達をサポートします。

こんな方にお勧め

 発電事業者様

  • 再エネ電気を買い取ってほしい
  • インバランスリスクを負担してほしい
  • 提供サービスのスキームや役割分担を知りたい

 小売電気事業者様

  • 再エネ電気を調達したい
  • 発電事業者とマッチングしたい
  • 自己託送したい

蓄電池制御サービス


実証実験で培った予測技術・制御技術をもとに、蓄電池を利用した収益力向上やBCP対応に対応します。系統用蓄電池にも対応しております。

こんな方にお勧め

 蓄電池所有者様

  • マルチユースの最適運用をしたい
  • JEPXの市場価格値差取引、需給調整市場取引を実施したい

 小売電気事業者様・需要家様

  • JEPXの市場価格値差取引、需給調整市場取引を実施したい
  • BCP対応を検討したい
  • 太陽光の余剰電力を活用したい
  • ピークカット/ピークシフトを検討したい

需給調整市場・容量市場用 AC/RAサービス


市場参入のためのサポート、運用代行、リアルタイムに調整実績を見える化できる画面を提供します。

こんな方にお勧め

 小売電気事業者様

  • 需要家への節電要請したい
  • 節電した電気を需給調整市場、容量市場で活用したい
  • 需要家への節電要請を小売り事業の需給調整に活用したい

 発電事業者様

  • 発電した電気を需給調整市場、容量市場で活用したい

 特定卸供給事業者様

  • 発電した電気や、節電した電気を需給調整市場、容量市場で活用したい

低圧向けVPPサービス


複数の一般家庭に配置された数多くの蓄電池・EVを束ねて、高度な「群制御」を行うことが可能です。また小売事業者様のニーズに対応する様々な機能を提供します。

こんな方にお勧め

 小売電気事業者様

  • 家庭用のリソースを監視・制御したい
  • 経済DRをしたい
  • 環境価値取引を行いたい

再エネ運用 運用代行・SaaS


発電事業者様やアグリゲーター様の運用代行やSaaS提供を行います。JEPXでの最適化に加え、需給調整市場取引またリソースアグリゲータのシステム提供やお客様の既存機能との連携を行います。

こんな方にお勧め

 発電事業者様

  • 日々の運用を代行してほしい
  • 東芝のシステムを使い予測などを行いたい

 小売電気事業者様

  • 需給調整市場での市場取引を支援してほしい
  • 調整力発動指示の支援をしてほしい

マイクログリッドサービス


基幹系統の安定化や系統から独立可能な地域グリッド/マイクログリッドの活用の課題に応える、さまざまな分散グリッドソリューションを提供します。

こんな方にお勧め

 地域電力供給を検討されている事業者様

  • 島嶼部で再エネ拡大と発電機の燃料費削減を行いたい
  • 再エネ導入拡大にともなう配電網のマネジメントを行いたい

 自治体様

  • 再エネ地産地消に興味がある
  • レジリエンス強化に興味がある
  • エネルギー源の特徴を活かしたい

蓄電池システム


最適な蓄電池を選定してアプリケーションに応じたシステムを構築することにより、再生可能エネルギー、経済面、並びに地域への貢献を実現します。

こんな方にお勧め

 発電事業者・蓄電事業者様

  • 蓄電池導入を検討したい
  • アプリケーションに応じた最適なシステムを構築したい
  • 再エネの調整力として使い、電力を安定化したい

 小売電気事業者・需要家様

  • カーボンニュートラル貢献に向けて蓄電池活用に興味がある
  • 地域レジリエンス対応として非常時の電源確保を行いたい

VPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所)とは

VPP(バーチャルパワープラント)

東日本大震災以降、大規模な発電所に依存した従来型のエネルギー供給システムが見直されるとともに、太陽光発電、風力発電をはじめとする再生可能エネルギーなどの分散電源の普及が進んでいます。再生可能エネルギーは天候によって発電量が大きく左右されるため、普及が進むにつれ、エネルギー供給が不安定になってしまいます。こうした電力のバランスを保つ手段として期待されている新たなエネルギーサービスの構想が「VPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所)」です。VPPとは、分散電源、蓄電池など散在するエネルギー源をIoT機器によって遠隔で制御し、あたかも一つの発電所のように機能させることをいいます。

VPPでは、分散するたくさんの発電設備や蓄電設備を、刻々と変化する需給の状況に応じて、リアルタイムに制御する必要があります。そのためには、分散する機器を遠隔で制御するための優れたIoT技術や、電力需要量・太陽光発電量をより正確に予測する技術などが必要となります。VPPにより需給のバランスを調整することで、再生可能エネルギーの電力も安定して使うことができるようになります。VPPは再生可能エネルギーの導入拡大を促進し、脱炭素社会への貢献にも期待されています。

VPPの構成要素

用語集

VPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所):
分散電源、蓄電池など散在するエネルギー源をIoT機器によって遠隔で制御し、あたかも一つの発電所のように機能させること

IoT(Internet of Things):
あらゆる機器がインターネットに接続される仕組み

CPS(Cyber Physical System):
現実世界で起こる事象をIoT等によりデジタルデータ化し、デジタル世界でAIなどを用いて活用すること

ネガワット取引:
需要家の節電を束ねて電力需要の調整力として取引すること

DR(デマンドレスポンス、ディマンドリスポンス):
需要家側のエネルギーリソースを制御することで、電力需要を調整すること

BCP:
事業継続計画(Business Continuity Plan)。災害時等の危機状況下においても重要な業務を継続するための計画

JEPX:
日本卸電力取引所。電力の売買を行う国内唯一の市場

インバランス:
発電計画と需要実績との差分

インバランスリスク:
発電事業者が発電計画値と実績値に乖離が生じた場合にペナルティとして事後に支払う負担のこと

関連サービス


GX(グリーントランスフォーメーション)サービス


東芝の技術力や業界知見を活かし、カーボンニュートラルの実現に向けた計画立案から削減施策の実行までお客様と併走しながら包括的にサポートする東芝のGXサービスをご提供いたします。