非FIT(Non-FIT)電気の売電を支える
再エネアグリゲーションサービスとは
政府は、カーボンニュートラル実現のための施策として、再エネ主力電源化を目指しています。その一環として、FIP(Feed in Premium)制度が開始され、非FITにおける取り組みに注目が集まっています。一方、非FIT電源を所有する事業者は、前日までの発電計画値の提出、発電計画値と実績値の誤差に基づいた調整費(インバランス費用)の負担に加えて、発電する電気の販売先を探す必要があり大きな手間となっています。そこで、当社は再エネアグリゲーションサービスとして、国家プロジェクトを通じた実証実験や事業パートナーであるドイツのNext Kraftwerkeが先行する欧州市場で培った発電量予測や市場取引のノウハウ、保有する事業者ネットワークを駆使し、発電事業者の再エネ導入をサポートします。
非FIT(Non-FIT)電気とは
FITと非FIT(Non-FIT)の違い
FITと非FITには大きく2つの違いがあります。
違い | FIT | 非FIT(Non-FIT) |
---|---|---|
電気および 非化石価値の売り先 |
|
|
計画値同時同量の責務 |
|
|
違い | FIT | 非FIT(Non-FIT) |
---|---|---|
電気および 非化石価値の売り先 |
|
|
計画値同時同量の責務 |
|
|
- 計画値同時同量制度では、発電事業者が、前日の発電販売計画をOCCTO(電力広域的運営推進機関)に提出し、翌日の実績と合致させなければなりません。計画値と実績値に乖離が生じた場合、補填分の代金(インバランス費用)は、発電事業者が事後に精算する必要があります。
非FIT(Non-FIT)のメリット
非FITには以下のメリットがあります。
1. FITよりも高い価格で売電できる可能性がある
FITでは固定単価での売電収入となるのに対して、FIPでは市場価格が高騰した際に収益を改善することができる場合があります。また相対契約でFIT価格よりも高い収入を得られる可能性があります。
3. 補助金を活用できる(新設の場合)
国は再生可能エネルギーの自立的な導入拡大の促進を目的に、オフサイトPPAでの電源新設に対する補助金(需要家主導型太陽光発電導入促進事業)を交付しています。これにより、導入する太陽光発電設備に対して1/2(自治体連携の場合は2/3)の補助金が交付されます。
4. 事後的に蓄電池を設置して収益を増やせる可能性がある
FITでは、蓄電池をFITの認定後に設置する場合、FIT認定変更が必要となり、FIT価格が最新価格に見直されるのに対して、FIP制度ではその要件が緩和されます。またFIP制度では蓄電池で売電時間帯のシフトを行うことで、市場での売電収入が増えるだけでなくプレミアムも増やすことができます。再エネ併設型蓄電池に対して補助金を受けられる可能性もあります。
東芝の再エネアグリゲーションとは
当社がアグリゲーターとして様々な発電事業者の発電所を一つに束ね、発電バランシンググループとして運用します。
具体的には、「計画値同時同量」のために必要な業務や「インバランスリスク」の負担を当社が行います。
また、電気と非化石証書の市場取引を行ったり、相対販売先とのマッチングをサポートしたりします。
東芝エネルギーシステムズがご提供するサービスの特徴
インバランスリスク最適化
AI技術を用いてリスクを最適化
収益最大化
収益手段の中から最適な手法を選定
柔軟な契約期間
ニーズに応じた検討
地域を問わず対応
弊社の全国ネットワークにてサポート
最新の制度・補助へ対応
トレンドを踏まえたサービスのご提案
東芝の再エネアグリゲーションサービス開始までの流れ
サービス提供開始までの流れは、以下の通りです。ご利用のサービスによって異なりますので予めご了承ください。
課題解決事例
以下は東芝の再エネアグリゲーションサービスにおいて課題を解決した企業の事例です。
サービス導入事例
以下は東芝の再エネアグリゲーションサービスを導入した企業の事例です。
- 国際航業株式会社とそのロゴは国際航業株式会社の商標または、登録商標です。
- 大和エナジー・インフラ株式会社は大和エナジー・インフラ株式会社の商標または、登録商標です。
- 株式会社レノバとそのロゴは株式会社レノバの商標または、登録商標です。
- SMFLみらいパートナーズ株式会社とそのロゴはSMFLみらいパートナーズ株式会社の商標または、登録商標です。
- サミットエナジー株式会社とそのロゴはサミットエナジー株式会社の商標または、登録商標です。
- このページに記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。