研究開発・技術

持続可能なエネルギーシステムを実現するスマートO&M

 生活・産業の根幹であるエネルギーシステムは,その堅牢(けんろう)性への要求が高まっており,エネルギー事業者は,サービス品質を維持しつつ将来のビジネス環境へも対応する,持続可能なエネルギーシステムを構築する必要がある。そのためには,従来どおりに機器・設備を使い続け,需要に応じて増設したり,老朽化したものを更新したりするだけではなく,従業員の負担を軽減するとともに,将来のビジネス環境への対応も可能な" スマートO&M( Operation and Maintenance)" が求められている。

 東芝エネルギーシステムズ(株)は,スマートO&Mを実現するため,スマートデバイスによるAR(拡張現実)活用や,センサーネットワークの構築,自律走行ロボット,自律飛行ドローンの導入,電力系統設備計画立案時のAI活用などで,① 働き方改革と生産性向上,②AIによる匠(たくみ)の技の継承と更なる業務の高度化,を可能とする技術を開発し,提供している。

概要図概要図2