関西電力相生発電所2号機向け改修工事を受注
― 出力20万kWバイオマス発電向け蒸気タービン等を供給 ―ニュースリリース
火力
受注・納入
東芝エネルギーシステムズ株式会社
当社は、関西電力株式会社(以下、関西電力)と三菱商事パワー株式会社の特定目的会社である「相生バイオエナジー株式会社」より、関西電力相生発電所2号機のバイオマス燃料変更に伴う改修工事における、出力20万kW級蒸気タービン等の更新用機器供給を含む工事一式を受注しました。2021年春頃から機器の納入を開始し、2023年初頭までに全ての工事を完了する予定です。
相生発電所2号機は、当社製の蒸気タービン・発電機が採用され、1982年に重油、原油を燃料とする出力37.5万kWの火力発電所として運転を開始しました。このほど、再生可能エネルギー比率を向上させる観点から燃料を木質バイオマスへ変更することとなり、蒸気タービンについては既設メーカーの強みを活かした当社の高い技術力・提案力が評価され、今回の受注に至りました。
環境意識の高まりとともに、国内外を問わず、老朽化した火力発電所の高効率化を目的とした更新や燃料転換などの動きが進んでいます。当社では、この動きに合わせ、顧客である発電事業者と協調しながら高効率化への改修工事を多数実施しています。今後も既設発電所向けのサービスや高効率を実現する発電システム技術の提供を通して、環境に配慮した発電所および低炭素社会の実現に貢献していきます。
案件概要
発電所名 |
関西電力 相生発電所2号機 |
所在地 | 兵庫県相生市 |
契約範囲 |
20万kW級蒸気タービン・発電機への改修工事一式(既設37.5万kWから変更) |
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