中部電力西名古屋火力発電所が総合運転を開始
ニュースリリース
火力
受注・納入
東芝エネルギーシステムズ株式会社
当社が建設工事を担当した中部電力西名古屋火力発電所7-2号がこの度運転を開始し、7-1号機とあわせて総合運転が開始されました。
西名古屋火力発電所は、3台のガスタービンに対して1台の蒸気タービンを組み合わせた多軸式コンバインドサイクル発電方式を採用した発電設備を持つ7-1号と7-2号からなる発電所です。それぞれの出力は1,188.2MW で、出力の合計は2,376.4MWとなります。
株式会社東芝(現東芝エネルギーシステムズ)は、中部電力から二酸化炭素排出量と燃料使用量の削減を目的とした更新計画向けに発電設備を2012年に受注し、2014年から建設を進めてきました。ガスタービン(ゼネラル・エレクトリック社製)と蒸気タービンおよび発電機(いずれも当社製)を組み合わせ、発電システム全体の最適設計を実現し、7-1号機においては、世界最高の発電効率63.08%(低位発熱量基準注1)を達成しています。
当社は、今後も高効率を実現する発電プラントシステム技術の提供により低炭素社会の実現に貢献していきます。
注1 燃料を燃焼させた時に発生する水蒸気の蒸発熱を発熱量に含まない計算方法。なお、蒸発熱を発熱量に含む方法は「高位発熱量基準」という。
西名古屋火力発電所の概要
所在地:愛知県海部郡飛島村東浜三丁目5番地
発電出力:1,188.2MW×2(7-1号、7-2号)
使用燃料:液化天然ガス(LNG)
西名古屋火力発電所
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