当社グループが水車・発電機を製造した中国安谷水力発電所の営業運転開始について

お知らせ

再生可能エネルギー

受注・納入

2015年9月29日

株式会社東芝 電力システム社

 当社グループ会社の東芝水電設備(杭州)有限公司(以下、東芝水電)は、中国水電建設集団聖達水電有限公司の安谷水力発電所向けに水車1台を製造・納入、発電機4台を設計・製造し、8月31日に全4台の営業運転が開始されました。

 本プラント向けに製造したカプラン水車は、当社グループとして最大容量となるものです。また、発電機は全台東芝水電にて製造しており、信頼性および性能に関して顧客より高い評価を頂きました。

 カプラン水車は低落差・大流量に適した水力発電設備で、中国、南米、東南アジアなどでニーズが高まってきているため、当社グループは今回の納入を契機に更なるビジネスの拡大を目指します。

 当社グループは、1894年に日本最初の事業用水力発電所である蹴上発電所向けに国産初の60kW水車発電機を納入して以来、世界各国に2,000台以上、56,000MW以上の水力発電ユニットの納入実績があります。今後も、水力発電をはじめ、地熱発電、風力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に向けた取り組みを世界各国で展開していきます。

納入の概要

発電所名 安谷水力発電所
事業者 中国水電建設集団聖達水電有限公司
所在地 四川省楽山市
納入設備 水車 1×193.88MW、発電機 4×217.14MW
納入したカプラン水車 納入したカプラン水車

以上

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