クラレからIoTを活用した自家発電設備運用の最適化に向けた検討業務を受注

― 気象条件や電気・蒸気の需要に応じた運転条件を検討 ―

ニュースリリース

火力

受注・納入

2018年11月 1日

東芝エネルギーシステムズ株式会社

 当社は、株式会社クラレ(以下、クラレ)から、IoTを活用して同社の自家発電所を最適に運用するための検討業務を受注しました。12月までに検討を進め、自家発電所全体の運用効率化を目指します。

 クラレの自家発電所では、複数台の発電設備が稼働しており、クラレ事業所内へ電気と蒸気を供給しています。今回受注した業務は、気象変動や電気・蒸気の需要予測から、各機器の運転制約を明確化した上で、発電所全体として最適な運転を検討するためのデータ分析を実施するものです。発電設備メーカーとしての強みを活かし、機器の性能評価を実施するとともに、事業所の製造設備に使われる蒸気の圧力予測モデルを構築し最適な出力指令値を算出します。

 当社は、火力発電所の建設や機器供給・メンテナンス等で培ってきたノウハウを活用し、発電所向けに課題解決のための「発電プラント向けIoTソリューション」を提供しています。今回、これらの取り組みやデータ解析に関する技術力が評価され、受注に至りました。

 当社は、引き続きIoTを含む最新の技術を用いて、電力事業用だけではなく産業用発電においても各種ソリューションを提供することで電力の安定で効率的な供給と地球環境の調和に貢献していきます。

ニュースリリースに掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝エネルギーシステムズ株式会社に関するお問い合わせをご覧下さい。

「ニュースリリース」のトップへ