当社グループが水車・発電機を納入したラオス ナムニエップ2水力発電所の営業運転開始について

お知らせ

再生可能エネルギー

受注・納入

2015年10月20日

株式会社東芝 電力システム社

 当社グループ会社の東芝水電設備(杭州)有限公司(以下、東芝水電)は、中国長江三峡集団公司傘下中国水利電力対外公司より受注したナムニエップ2水力発電所向けに水車3台・発電機3台を納入し、9月27日に全3台の営業運転が開始されました。

 本プラント向けに高落差、高速回転の水車・発電機を設計から製造まで一貫して東芝水電で行い、信頼性および性能に関して顧客より高い評価を頂きました。

 今回納入した水車には高落差に対応した長い羽根(長翼)と短い羽根(短翼)とが交互に配置されているのが特徴のスプリッタランナを採用し、最新の流体解析や模型検証試験により効率の向上や振動の低減を実現しています。

 当社グループは、1894年に日本最初の事業用水力発電所である蹴上発電所向けに国産初の60kW水車発電機を納入して以来、世界各国に2,000台以上、56,000MW以上の水力発電ユニットの納入実績があります。今後も、水力発電をはじめ、地熱発電、風力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に向けた取り組みを世界各国で展開していきます。

納入の概要

発電所名 ナムニエップ2水力発電所
事業者 中国長江三峡集団公司傘下中国水利電力対外公司
所在地 ラオス ジャー平原の東南部
納入設備 水車 3×60MW、発電機 3×68.8MVA
運開式
運開式
発電所内部
発電所内部

以上

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