第23回物流環境大賞受賞

2022年07月14日

株式会社東芝とSBS東芝ロジスティクス株式会社は、製品の二次電池の積載効率改善が環境負荷低減に貢献したとして、第23回物流環境大賞にて「サステナブル活動賞」を受賞しました。

製品の二次電池市場は熾烈なコスト競争下のため、製品のコストを低減させる必要がある一方、環境負荷低減も求められています。その中でも、輸送における環境負荷低減については、輸送・荷役効率向上が課題となっています。

株式会社東芝とSBS東芝ロジスティクス株式会社は、製品の二次電池の積載効率改善に取り組みました。従来は顧客の装置にワンタッチで組み込めるように、2つの電池を金属フレームで接合し、一体とさせた形状(下図の開発時仕様)となっていましたが、この仕様では隙間が多く積載効率が課題となっておりました。そこでパレット並びにコンテナ積載数改善のため、最終仕様サイズに抑える必要があることから、金属フレームを外し、サイズを短縮する仕様(下図の最終仕様)とすることで、積載効率の向上が実現しました。

この取り組みにより、コンテナ1つあたりの箱の積載数は90%増加、それによる環境負荷は1箱あたり46%削減することができました。

株式会社東芝とSBS東芝ロジスティクス株式会社は今後も輸送・荷役面での効率向上をめざし、環境負荷低減を推進していきます。

開発時仕様と最終仕様のレイアウト
授賞式の様子

左からSBS東芝ロジスティクス 秋元氏、一般社団法人日本物流団体連合会
会長 池田潤一郎氏、株式会社東芝 電池事業部 志水氏

一般社団法人日本物流団体連合会受賞者一覧(https://www.butsuryu.or.jp/asset/54221/view

SBS東芝ロジスティクス株式会社プレスリリース: https://www.sbs-group.co.jp/sbsh/news/20220714/