循環経済への対応
中長期目標
- 事業活動と製品・サービスの両面で資源の有効活用を推進
- 業界団体、行政、他企業などを含めた関係主体との積極的な連携のもと、循環経済型ビジネスモデルへの転換を図る
2021年度の成果
- 事業活動による廃棄物量
3.0万トン - 事業活動による廃棄物総発生量原単位
2020年度比 96%
- 製品の再生プラスチック使用量
808.1トン - 製品の省資源化量
11万トン
今後の課題と取り組み
「環境未来ビジョン2050」及び「第7次環境アクションプラン」のもと、長期的な視点で事業活動における廃棄物量の抑制、製品・サービスにおける省資源化量の拡大や資源循環を図るとともに、循環経済に貢献するビジネスも推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。
現在、欧州をはじめとするさまざまな国において、「サーキュラーエコノミー」という考え方のもと、大量生産、大量消費、大量廃棄という直線型経済システムのなかで活用されることなく「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」ととらえ、廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みへの転換が政策的かつ急速に推進されています。 私たち企業は生産活動を行うにあたり、限りある資源を大切に利用するとともに、資源の循環的な利用をすることで資源の消費を抑制し、環境負荷を低減することが求められています。
東芝グループでは、国内外の生産工程において投入資源を最小限に抑え、製造段階のムダを排除することによって環境負荷とコストを同時に削減するとともに、製品3R を推進することで、事業活動と製品・サービスの両面での資源の有効活動を推進しています。また今後は、業界団体、行政、他企業などを含めた関係主体との積極的な連携のもと、廃棄物を新たな資源ととらえることで廃棄物を出すことなく資源を循環させ、資源効率の向上と企業価値向上を両立させるビジネスモデルの構築をめざす循環経済型ビジネスを推進していきます。