生態系への配慮
中長期目標
- 世界各国の化学物質管理に関する政策・規制への対応
- 水資源の適正な管理
- 事業所内外での生物多様性保全に向けた活動の推進
2020年度の成果
- 化学物質総排出量原単位
84%(2013年度比)
- 製品に含まれる特定化学物質の削減:欧州向け規制対象製品について代替化完了、継続的管理実施
- 水受入量原単位
93%(2013年度比)
- 生物多様性保全活動:グローバル61拠点での、愛知目標の達成に向けた活動の展開
今後の課題と取り組み
「環境未来ビジョン2050」及び「第7次環境アクションプラン」のもと、世界各国の化学物質管理に関する政策・規制への対応や水資源の適正な管理、事業所内外での生物多様性保全に向けた活動を推進することにより、自然と人間が調和して暮らし、生態系からの恵みを享受し続けることのできる社会の構築に貢献します。
私たちが事業活動を行ううえで忘れてはならないのが、自然との共生です。私たち人類は、自然の恵みによって、いのちや暮らしを支えられています。将来にわたりこの恵みを享受するためには、人類が生態系の一部であることを認識し、ともに連携して生態系を守るとともに、その恵みを使いつくしたり、汚したりしないよう、持続可能な利用をしていかなければなりません。
東芝グループは世界中のさまざまな土地に事業所を構えています。なかには水リスクの高い地域に立地する事業所や、製造時に多くの水や化学物質を使う事業所もあります。そして供給する製品・サービスの多くでさまざまな化学物質を使用しています。東芝グループは、水資源や化学物質の適正な管理を行うとともに、事業所内外での生物多様性保全に向けた取り組みを推進することにより、自然と人間が調和して暮らす、生態系からの恵みを享受し続けられる社会の構築に貢献していきます。