平成30年度ヨコハマ温暖化対策賞の受賞について

[2018年6月15日]

この度、当社と日清オイリオグループ株式会社様は、横浜市より「平成30年度ヨコハマ温暖化対策賞」を共同受賞しました。本賞は、横浜市地球温暖化対策計画書制度において、温室効果ガス排出量の削減など優良な取組みを行なった事業者を表彰する制度です。両社で連携して行なったエネルギー融通が評価され、今回の受賞にいたりました。

当社生産技術センター(以下当社)に隣接している日清オイリオグループ株式会社横浜磯子事業場様(以下日清オイリオ様)は、食用油などの製造に大量の蒸気を使用しています。当社は日清オイリオ様が製造に使用する蒸気を有効活用するために、隣接している立地環境を活かして工場間に配管を敷設し、2016年1月より日清オイリオ様より受給した蒸気で当社の空調管理を開始しました。この取り組みにより、当社は従来のボイラーを停止する等行い環境負荷の低減を実現するとともに、両社連携による「地域社会への貢献」を促進しています。

現在、地球温暖化の問題は世界共通の課題として認識が高まっており、2016年には地球温暖化対策における新しい国際枠組みである「パリ協定」や国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が発効しました。当社グループにおいても地球温暖化に向けた対応を経営課題の一つとして捉え、「モノづくり」における温室効果ガスの排出削減や「製品・サービス」のエネルギー効率向上によるCO2排出削減を進めてまいります。

※ 2016年度蒸気製造に伴うCO2排出量を20%削減(2015年度比)

「横浜市副市長小林一美氏(左)より表彰状を授与される当社横浜事業所長小林薫平」のイメージ
横浜市副市長小林一美氏(左)より表彰状を授与される当社横浜事業所長小林薫平

「エネルギー融通の概要図」のイメージ
エネルギー融通の概要図