低CO2川崎ブランド'17及び2017年度川崎メカニズム認証制度の認定・認証について

[2018年1月16日]

この度東芝インフラシステムズ株式会社は、「低CO2川崎ブランド等推進協議会(※1)」により、2017年度の「低CO2川崎ブランド(※2)」の認定および「川崎メカニズム認証制度(※3)」の認証を受けました。

「低CO2川崎ブランド」と「川崎メカニズム認証制度」は、川崎市内の企業が有する優れた環境技術によりCO2削減につながる製品・技術、サービスを認定・認証するもので、川崎市が「経済」と「環境」の調和と好循環を図る地球温暖化対策の一つとして取り組んでいます。市民、行政、事業者が連携・協働し、それぞれの強みを活かしながらよりよい事業への発展を目指し、経済の活性化だけでなく、市民生活を豊かにし、温室効果ガスの削減など温暖化対策に寄与するものとして認定・認証製品のさらなる普及促進を支援しており、東芝グループは2013年度以降5年連続での認定・認証となり、川崎市が取組む地球温暖化対策に貢献しています。

「低CO2川崎ブランド」認定製品

  • 「DVOR-07A型装置 (TW4332)」のイメージ 「DVOR-07A型装置 (TW4332)」
    空港等における無線標識として航空機に高精度な方位情報を提供する装置。
    従来製品に対して同等以上の機能・性能を持ちながら、送信部の高集積化および受信部のデジタル信号処理化等により装置の小型化を実現し、運搬時の環境負荷や運用時の消費電力の低減を可能にしたことが評価されました。当社旧製品比で約7%のCO2排出量を削減しています。
  • 「OCRスキャナ (S12000)」のイメージ 「OCRスキャナ (S12000)」
    大量・多種帳票の一括読み取りと仕分けを実現する国内最高速クラスのOCRスキャナ。
    従来機種に比べ処理速度を15%向上させ、読取部の照明を蛍光灯からLEDに替えることで消費電力の削減と保守性の向上を実現されたことが評価されました。当社旧製品比で約2%のCO2排出量を削減しています。

「川崎メカニズム認証制度」認証製品

  • 「DVOR-07A型装置 (TW4332)」
    川崎市域外でも広くCO2の削減に貢献した量(域外貢献量)が、60t(製品使用年数15年)に及ぶことが評価されました。

授与式の様子(2018年2月1日)

DVOR-07A型装置 (TW4332)の認定証授受
DVOR-07A型装置 (TW4332)の認定証授受
正面左から(川崎市)福田市長、(東芝小向事業所)中島所長、
(低CO2川崎ブランド等推進協議会)足立会長

OCRスキャナ(S12000)の認定証授受
OCRスキャナ(S12000)の認定証授受
正面左から(川崎市)福田市長、(東芝小向事業所)辻副所長、
(低CO2川崎ブランド等推進協議会)足立会長

(※1)
川崎市と産業支援団体等で構成。
(※2)
原材料の調達から廃棄等までのライフサイクル全体でCO2を削減できる川崎市内の企業の製品・技術等をブランドとして認定し、広く発信することで、製品・技術等の普及を促進して、地球温暖化対策を推進する取組み。
これまでに合計70件の製品・技術等が認定されている。
(※3)
川崎市内の企業が研究・製造した環境技術・製品等が広く普及することにより、市域外でも広くCO2の削減に貢献すること(域外貢献量)を認証し、川崎市内の企業の貢献を見える化するもの。これまでに合計18件の域外貢献量が認証されている。

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