平成28年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰の受賞について

[2016年12月6日]

当社グループは、環境省が主催する「平成28年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」において、東芝ライテックの「GaN(※1)パワーデバイス搭載調光対応小形LED電球の開発・商品化と電球形(光源)のオールLED化」および東芝横浜事業所の「株式会社東芝横浜事業所における環境保全活動」の2件が受賞しました。

「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」は、地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年度、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人又は団体に対し、その功績を称えるため、環境省が平成10年度から行っているものです。
同表彰は、技術開発・製品化部門、対策技術先進導入部門、対策活動実践・普及部門、環境教育活動部門、国際貢献部門の5部門があり、今回は東芝ライテックが技術開発・製品化部門で、東芝横浜事業所が対策活動実践・普及部門で、それぞれ受賞しました。

東芝ライテックの「GaN(※1)パワーデバイス搭載調光対応小形LED電球の開発・商品化と電球形(光源)のオールLED化」は、世界で初めて(※2)GaN(※1)パワーデバイス搭載電源回路を内蔵したことで、小形化(基板面積約60%削減)と電源電圧の変動や波形のひずみによる光のちらつきを抑制したなめらかな調光を実現し、小形電球における調光ニーズの高いホテル・店舗などへのLED電球の普及により、照明による地球温暖化防止に貢献したことへの高い評価をいただきました。

※1
Gallium Nitride(窒化ガリウム)の略称
※2
照明製品において、当社調べ(2015年2月27日現在)

また、東芝横浜事業所の環境保全活動は、コージェネレーションシステムを利用した、廃熱などの未利用エネルギーの活用や、動力設備の統合制御による高効率運転化、近隣企業と連携したエネルギー融通等の省エネルギー活動に積極的に取組み、平成27年度のCO2の排出量は計画値と比較して約9%削減しました。また、敷地面積(405,000m2)の25%を超える緑化を維持しており、敷地内のビオトープを中心とした生物多様性保全に取り組んでいます。このビオトープを活用し、近隣小学校児童の環境学習会や大学インターンシップ生、近隣住民、近隣企業とのコミュニケーション等を通じ、地域貢献活動を行うなど、総合的かつ継続的な活動を評価いただきました。

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