平成28年度省エネ大賞「省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」をビルソリューションが受賞

[2017年1月24日]

この度、財団法人省エネルギーセンターが主催する平成28年度省エネ大賞 [省エネ事例部門]において「省エネルギセンター会長賞」を受賞いたしました。
本賞は「次世代省エネ型オフィスモデルの構築と運用」をテーマに、野村不動産株式会社様、株式会社日建設計様、株式会社大林組様および弊社グループのNREG東芝不動産株式会社と共同で受賞しています。

プロジェクトの概要・ポイント

ビルの建設計画から運用段階に至るまで、ユーザー・事業者・設計者が一貫した連携体制を組み、高効率なシステム構築とその性能の最大化を図ったプロジェクトです。 建物構造の工夫や高効率な汎用製品の採用、スマートBEMSによる省エネ性と快適性の両立によって継続的な省エネ活動へと結び付けています。

今回、東芝の「スマートコミュニティセンター(※1)」に適用した省エネに向けたビルのエネルギーマネジメントの事例では、一般のオフィスビル(※2)と比べ、ビル全体の省エネ率 52%(※3) を達成しました。
また、テナント企業の立場で重要な指標として、一人あたりの一次エネルギー消費量も比較しており、同社旧本社ビルの実績比71%削減(※4)を実現しました。

(※1)
東芝グループの最新設備機器とICT、制御、センシングなどの最先端技術を組み合わせ、快適性と省エネを両立させた環境配慮型オフィスビル(ZEB Readyビル(※1-a))。
(※1-a)
再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上省エネを達成した建築物(経済産業省ZEB基準による)。
(※2)
(一社)サステナブル建築協会の基準より。
(※3)
省エネ法における基準年間消費一次エネルギー量に対する比較。
2,306MJ/m2・年(一般オフィスビル2008年度基準)と比較して1,104MJ/m2・年(東芝2015年度実績)に削減。(建物・設備機器の高効率化 37.8% スマートBEMS 14.2%)
(※4)
350MJ/人・月(夏季代表月評価)

ビルの省エネへの取組みについて

  • 高効率かつ省エネなエレベーター(東芝エレベータ(株))、空調(東芝キヤリア(株))、照明(東芝ライテック(株))等の設備機器を提供しています。
  • ビル設備機器を“スマートBEMS”で制御することにより、快適性と省エネを両立します。
  • 災害時には限りあるエネルギーを有効に活用し、ビル機能を維持します。

■ 多様な設備をスマートBEMSで統合管理
「多様な設備をスマートBEMSで統合管理
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関連情報
問い合わせ先
(株)東芝 インフラシステムソリューション社
ビル・施設ソリューション事業部 営業第二部  044-331-0726

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