第11回LCA日本フォーラム表彰 奨励賞受賞について
[2015年01月30日]
当社は、LCA日本フォーラム主催の「第11回LCA日本フォーラム表彰」において「奨励賞」を受賞しました。
「LCA日本フォーラム表彰」は、製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援し、LCA(ライフサイクルアセスメント)の普及、定着を目的として、2004年度に創設された表彰制度です。
今回、当社と東芝ロジスティクス株式会社が連携して進めてきたグループ全体での包装・梱包使用量の実態把握やLCAによるCO2見える化、事業分野別の包装改善施策の導入などが評価されました。東芝グループとしては6年連続7回目の受賞となりました。
当社は今後も、将来のあるべき姿として描いた地球と調和した人類の豊かな生活の実現に向け、事業経営と環境経営を一体化し、エコ・リーディングカンパニーとなることを目指します。
LCA日本フォーラムによる選評
- LCAを活用して製品設計と包装設計を統合化したエコデザインが実現可能で、グループ全体として共有でき ることを示した成果は、他の業種にも模範となる。
- 社内でLCA が活用され、さらに製品に生かされているとともに、先導的な取り組みが地に着いてる。経営全体の中で、各部署を注目しながら評価しているLCA評価活動が評価された。
- 包装、梱包材のエコデザインに着目した改善を実施し、LCA評価、改善事例の創出などを進めており、包装改善によるCO2削減効果を「見える化」し、包装容積の縮小化やデザイン性・使いやすさへと進化させている点が評価された。
- 企業全体のLCA への取り組みについての環境レポートの記載が高く評価された。
- 関連情報
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- 東芝ロジスティクス(株)物流業務と連動した環境推進活動
- LCA日本フォーラム「LCA表彰」ウェブサイト
山本LCA日本フォーラム会長より表彰状を受け取る東芝ロジスティクス常務取締役正木裕二
記念公演を行う当社環境推進室 参事 小林由典
受賞した正木常務取締役(前列右から3人目)と当社関係者
(前列左から石谷久東京大学名誉教授、山本良一東京大学名誉教授、片瀬裕文経産省産業技術環境局長)