平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の受賞について

[2014年11月27日]

当社グループは、環境省が主催する「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」において、東芝テックの「画像処理式縦型スキャナを活用したPOSシステムの開発・製品化」および東芝府中事業所の「徹底した省エネ施策による地球温暖化防止活動と地域への社会貢献」の2件が受賞しました。当社グループとして2年連続の同時受賞となります。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対しその功績をたたえるもので、平成10年から始まりました。同表彰は、技術開発・製品化部門、対策技術先進導入部門、対策活動実践・普及部門、環境教育活動部門、国際貢献部門の5部門があり、今回は東芝テックが技術開発・製品化部門で、東芝府中事業所が対策活動実践・普及部門で、それぞれ受賞しました。

東芝テックの画像処理式縦型スキャナを活用したPOSシステムは、当社独自の画像認識技術により果物や野菜の種類を色と模様で識別することができ、包装材(トレー、ラップ、バーコードラベル、等)の使用を削減することで省資源化を図るとともにCO2の排出削減にも貢献します。本製品は東芝グループ「エクセレントECP」に認定されています。

また、東芝府中事業所では、「高効率機器への設備更新」「動力供給損失改善」「再生可能エネルギーの利用拡大」などの省エネ施策によって2013年度に10年度比6,028トン(17.2%)のCO2排出量を削減しました。さらに、構内で地域本来の樹種であるコナラ、クヌギ、ケヤキなどを植える「事業所の森再生活動」を進めており、植樹イベントでは近隣小学校の児童を対象とした体験型の環境学習を通して地域社会への貢献に取り組んでいます。

表彰式は地球温暖化防止月間中の12月3日に行われる予定です。
なお、画像処理式縦型スキャナを活用したPOSシステムについては、12月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2014」の当社ブースにおいて展示します。

Environmentally Conscious Products:環境調和型製品。ECPは材料調達・製造・使用・廃棄といった製品ライフサイクルの全ての段階で環境に配慮した製品。エクセレントECPは製品リリース時点で当社グループが認定する業界トップの主要環境性能を有するECP。
詳細は以下をご覧ください。
https://www.global.toshiba/jp/environment/corporate/vision/ecp.html

当社グループの環境ビジョンについて

当社グループは「地球と調和した人類の豊かな生活」を2050年の“あるべき姿”として描き、その実現に向けた長期ビジョンである「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定しています。このビジョンのもと、Green of Product(環境性能No.1製品の創出)、Green by Technology(エネルギーの低炭素化技術)、Green of Process(モノづくりの環境配慮)、Green Management(基盤活動の継続的向上)の4つの「Green」で環境経営を推進しており、2015年までにエコ・リーディングカンパニーとしての地位確立をめざしています。

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