平成26年度 資源循環技術・システム表彰 経済産業大臣賞の受賞について

[2014年10月14日]
株式会社東芝
旭硝子株式会社
オルガノ株式会社

株式会社東芝(以下、東芝)と旭硝子株式会社(以下、旭硝子)、オルガノ株式会社(以下、オルガノ)は、一般社団法人産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター主催の平成26年度 資源循環技術・システム表彰において、経済産業大臣賞を受賞しました。

東芝、旭硝子、オルガノが共同で行っている「フッ酸廃液からの人工蛍石の回収・リサイクル」が再生資源の有効利用の観点から高く評価され、今回、受賞に至ったものです。

東芝セミコンダクター&ストレージ社 四日市工場において、半導体のエッチング剤として使用されたフッ酸を含有する廃液から、オルガノのフッ素回収設備(晶析装置)により回収した高純度な人工蛍石を旭硝子(株)千葉工場が有価物として引き取り、フッ酸の原料としてリサイクルしています。人工蛍石回収量は実用規模として充分な量であり、2011年4月スタートから順調に稼働し、現在、3年が経過しています。

資源循環技術・システム表彰は、廃棄物の発生抑制(リデュース)、使用済み物品の再使用(リユース)、再生資源の有効利用(リサイクル)に寄与する、高度な技術又は先進的なシステムの特徴を有する優れた事業や取組みを広く公募・表彰し、その奨励・普及を図ることにより、循環ビジネスを振興することを目的としている賞です。

以上

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