共同研究のご紹介

最新の共同研究についてご紹介します

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日本下水道事業団との共同研究について

既設反応タンクの処理能力増強、及び省エネルギー化を目標とし栃木県さくら市氏家水処理センターにて日本下水道事業団との実規模の実証実験を実施しました。


Habuki™により既存の水処理系列(1-1系)を削減


共同研究の水処理フロー

実証系列では、流入下水と返送汚泥がHabuki™装置内で混合し、処理された水と返送汚泥の混合液が既設の反応タンクに流入します。

共同研究の開発目標

  研究開発目標
能力増強 省エネルギー化
目標値
実証系列の流量増加 対照システム比2.0倍
HabukiTMのBOD除去率 BOD 60%以上除去
最終沈殿池処理水のBOD濃度 BOD 15 mg/L以下
消費電力量 対照システム比30%以上減
経費回収年 15年以下

試験結果

共同研究の開発目標を全て達成しました。
また、開発目標とは別に窒素の処理性能と余剰汚泥の発生率について自主的に確認しました。


BODと窒素の低減率


※Habuki™出口水の溶解性BODと溶解性T-Nを測定した場合の見かけ低減率


省エネ性能



能力増強性能



処理水質



余剰汚泥発生率