処理能力増強や省エネにより持続可能なインフラを構築する
Habuki™は、回転生物接触法を利用した新しい※1水処理装置です。
コンパクトかつ低動力で処理能力が高いため、従来のOD法と比較して水処理にかかっていた時間を短縮することができます。
Habuki™により、施設規模の最適化やランニングコストを省き、お客様の課題解決に貢献したい。
そんな想いを込めて“Habuki™”を2024年にリリースしました。
※1 従来の回転生物接触法との主な違い
・OD法の前処理装置として活用 ・立体網目状構造の回転繊維体を採用 ・有用微生物(バチルス菌)の併用
Habuki™の特長
3つの“省く”
①回転繊維体(直径2m)×30枚
②回転数:3~8回/分
③散気(剥離・攪拌用)
①回転繊維体(直径2m)×30枚
②回転数:3~8回/分
③散気(剥離・攪拌用)
特長1:コストを省く
短時間で反応タンクへの流入負荷を低減します。
そのため、反応タンクの曝気にかかる電気代を削減します。
特長2:スペースを省く
大量の微生物で高負荷運転を実現し、反応タンクの系列数を削減します。
特長3:手間を省く
シンプルな構造で維持管理が容易です。
繊維体ユニットの交換は1~2日で対応が可能です。
反応タンクの汚濁負荷が軽減できる
このような導入効果が期待できます
Habuki™導入例
反応タンクの前段で下水を前処理することで、短時間でBODと窒素を低減します。
反応タンクへの負荷を低減し、曝気にかかる電気代を削減します。
※2 活性剤:有用微生物を優占化させるために使用するミネラルを主成分とする液体。原液を希釈して装置に供給。
※3 Habuki™出口水の溶解性BODと溶解性T-Nを測定した場合の見かけ低減率