汚泥乾燥処理システム

汚泥乾燥処理システム イメージ

概要

東芝の汚泥乾燥処理システム(据置・移動式)は、汚泥の大幅な減量化が図れるとともに、処理した乾燥汚泥を緑地還元することもできます。

特長

  1. コンパクトなユニットで、容易に含水率50~60%まで乾燥できます。
  2. 乾燥汚泥は粒状で取り扱い性が良く、発酵後は緑地還元も可能です。
  3. 汚泥系統は密閉系となっており、乾燥排ガスは脱臭しているため臭気漏れがありません。
  4. 凝集剤の溶解を含め、自動で運転可能です。
  5. 初号機を平成4年度に納入後、公共下水道事業、農業集落排水事業、汚水処理施設共同整備事業(MICS事業)で全国に数多くの納入実績があります。

システム概要

本システムは、処理場から発生する余剰汚泥を脱水・乾燥装置にて大幅に減容化・減量化させるシステムです。

  

汚泥乾燥処理システムの概要のイメージ

運用方法や処理規模に合わせて、移動式と据置式をお選びいただけます。

[移動式]

装置をコンパクトに収納した乾燥車はフットワークが自慢です。小規模な処理場が点在する地域での巡回処理に適しています。

移動式 機材イメージ

<移動式ラインナップ>

移動式ラインナップ
型式 定格処理能力(含水率98.5%時)
MSD1 15kg-DS/h(1m³/h)
MSD2 30kg-DS/h(2m³/h)

[据置式]

コンパクト設計のため、将来汚泥量が増加した場合でも容易に増設が可能です。主に公共下水道施設や農業集落排水施設の処理に適しています。

据置式 機材イメージ

<据置式ラインナップ>

据置式ラインナップ
型式 定格処理能力(含水率98.5%時)
PSD1 15kg-DS/h(1m³/h)
PSD2 30kg-DS/h(2m³/h)
PSD4(インデント品) 60kg-DS/h(4m³/h)