小水力発電システム
小水力発電システム
概要
水の持つ位置エネルギー・運動エネルギーを水車を介して電気に変換する発電方式です。浄水場の着水井流入圧力などの遊休落差や、下水処理場の下水放流口など残存圧力を利用できる場所への設置をご推奨します。
ポイント
- 出力が安定している
エネルギー源(水量)の変動が少ない為、安定した出力が得られます。 - 計画しやすい
水量と落差が分かれば発電量が予測可能です。 - 技術的に成熟している
水力発電は100年以上の歴史があり、様々なタイプの水車が存在します。
システム運用の例
ベース電源として活用し、買電電力量の削減に寄与
その他
- 発電電力によるプラント運用
- 電力会社への売電
- 環境配慮型システムの実現
- 環境貢献PR
設置例
設置例1 着水井への設置
絞られていた流量調整弁を解放することにより落差を確保。流量調整弁はそのまま残し、緊急時の遮断弁として利用。発電によって得た電力は所内で使用。
設置例2 浄水場減圧室への設置
既設の減圧弁を撤去することによって、その減圧幅を落差として利用。減圧幅が大きいため落差を2分割して2台直列に設置。