人の役に立てるもの、中でも目に見えるものをつくる企業で働きたいと考えて就職活動を開始しました。大学3年生の春頃から就職活動を開始し、冬頃にはメーカーに絞って企業を探していたと思います。企業研究をする中で、私は生活の中でなくなったら困るものを扱いたいと考えました。たとえば水や道路や電気。誰にとっても必要で、普段は気づかないけれど大切なもの。インフラに携わりたい気持ちが強くなり、東芝インフラシステムズを選びました。選考過程で、社員のみなさんが親身になって相談に乗ってくださったことも、決め手のひとつです。女性の少ない事業領域であることに不安を持つ私と、できるだけ同じ目線に立ちながら不安を解消しようと話してもらえたのが印象的でした。

現在の仕事内容

会社設立準備も経験。
営業の仕事って、まだまだ広がる。

社会システム事業部の事業領域は、水、道路、空港、通信、防災などの公共インフラ施設、といった具合に様々。私は電源ソリューションを担当しています。営業の面白さといえば、仕事の幅広さではないでしょうか。提案から受注、製造、工事、納入まで、全ての工程に携わる職種。電源設備は、案件規模も幅広く、小さな設備改修の案件から、提案から納入完了まで約10年かかる案件もあるほどです。規模もできることも幅広いため、達成感のある仕事だと感じます。また、イレギュラーかもしれませんが、担当案件を通じて特別目的会社（SPC）^※の設立準備に携わった経験もあります。事業計画を立て、必要書類を準備。経理や法務と密に連携するのも初めての経験でした。営業の仕事って、まだまだ知らないことばかり。これからどんな仕事を経験できるかと、楽しみです。

※特別目的会社（SPC）：基の法人から独立し、特定の事業のためだけに設立された法人のこと。Special Purpose Company。

仕事の難しさ・やりがい

いちばん最初に電話をかけて、頼りたくなる存在に。

入社後成長を感じるのは、自分が周りを巻き込み物事を率先して進められるようになった点です。昔は、周りの顔色を伺ったり、合わせたりする性格でした。プロジェクト全体を率いる営業を経験したことで、変われたのだなと感じます。さらにこれからは営業としてお客様との関係性を築くだけでなく、技術についても学ぶことを目標にしています。正直に言うと若手の今は、お客様の方が電源設備の技術について詳しいこともしばしば。お客様と対等に会話し、さらには先回りして提案できるくらいの力を身に着けたいと考えます。理想は、お客様が最初に電話をかけて相談してくださる存在。私はコツコツ努力するのが好きなので、継続的に学び続け、力を伸ばしたいと考えています。