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特集:2020年の技術成果
東芝グループの2020年の技術成果を掲載しております。
研究開発
東芝グループは,インフラサービスカンパニーとしての安定成長と世界有数のCPS(サイバーフィジカルシステム)テクノロジー企業としての飛躍を目指して,東芝Nextプランを推進しています。その中で研究開発部門は,AIをベースとしたデジタル技術や,IoT(Internet of Things)サービスを実現する技術,様々なコンポーネント開発などとともに,新規事業を創出するための先進技術並びに事業展開を支える基盤技術の開発に注力しています。
デジタルソリューション
デジタルソリューション領域では,デジタル技術で豊かな社会を実現することを目指しています。東芝グループの幅広い事業領域の知見と,IoT(Internet of Things)やAIなど先進のデジタル技術を生かし,社会とともに新しいサービスや価値を創造していきます。
エネルギーシステム
地球温暖化や異常気象などに対して,脱炭素化という社会課題への取り組みが求められています。エネルギーシステム領域では,大型発電設備に加え,水力・地熱・太陽光・風力などの再生可能エネルギー発電システムや,電気の安定需給を実現する電力流通システム,エネルギーの地産地消を可能にする水素エネルギー利活用システムなどを開発し,提供しています。また,これらのシステムを用いた様々なソリューション事業も推進し,社会課題の解決に貢献します。
インフラシステム
社会の重要なライフラインを支える,公共性の高い製品・システム・サービスを提供してきました。また,IoT(Internet of Things)やAIなどを取り入れ,より安全・安心で快適な社会インフラシステムを構築して社会に貢献します。更に,急速充電や,長寿命,高い安全性などの優れた特長を持つ東芝のリチウムイオン二次電池SCiB™を活用できる成長市場に注力し,事業の拡大を進めています。
リテール&プリンティング
顧客現場の課題を解決するソリューションパートナーを目指し,店舗のPOS(販売時点情報管理)システムやオフィスに設置された複合機などの製品をプラットフォームとして,ソリューションの提供拡大を図っています。
ビルソリューション
人々の快適な暮らしを支える上で不可欠な,ビル・施設向け昇降機・空調・照明事業において,高い省エネ性能で環境面に配慮した製品・サービスや,安全性・快適性を向上させるビルソリューションをグローバルに推進しています。
デバイス&ストレージ
今後も安定した市場成長が期待される車載・産業用半導体,データセンター向け大容量HDD(ハードディスクドライブ),半導体製造装置や部品・材料分野に注力して事業拡大を目指します。高付加価値な製品の供給を通じて,ビッグデータ社会の進展や環境負荷の低減,更に安心・安全な社会の実現に貢献します。
お詫びと訂正
東芝レビュー76巻2号冊子版の記載内容の一部に誤りがございました。
Web版での記載内容を正として、訂正させて頂きますことお詫び申し上げます。
※ 東芝レビューに記載されている社名,商品名,サービス名などは,それぞれ各社が商標として使用している場合があります。