• 戦略・施策
  • 研究開発・技術
  • デジタルトランスフォーメーション
  • プラットフォーム
  • IoT・デジタルトランスフォーメーション(DX)
  • 保守・サービス
  • ソリューション
  • 共創
  • CPS
  • AI
2020.05.21

山本D-CTOインタビュー「DXを加速させる東芝IoTリファレンスアーキテクチャー」


株式会社東芝 コーポレートデジタイゼーションCTO 山本宏氏に「デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる東芝IoTリファレンスアーキテクチャー」について話を聞いた。

なぜCPSテクノロジー企業を目指すのか


「サイバーフィジカルシステムにおける差異化、差別化というのは、2つあります。1つは、ユニークなフィジカル。もう1つは、データとそれに関連する分析の技術です。東芝は、この2つ両方を兼ね備えている企業という観点で、これらの2つの技術をベースに、非常にユニークな価値のあるCPSサービスを提供できる企業です。」

東芝IoTリファレンスアーキテクチャーによる、制御とサービスビジネスの実現


「これまでのビジネスモデルに加えて、新しいサービスを提供するということが、私たちのお客さまにとって、とても重要だと考えています。」

「Toshiba IoT Reference Architecture(TIRA)の目的は、サイバーフィジカルシステムの2つの目的を実現することを意として創っています。1つ は、制御を提供する。もう1つは、サービスを提供する。この2つが、1つのアーキテクチャーで実現できる、表せるということを目的にしています。」

「このアーキテクチャーの利用目的ですけれども、社内の利用だけではなく、これから世界標準に対して反映していくということを予定しています。」

「エネルギー業界は、発送電分離に代表されるように、今、非常に激しい変化の中に直面していると考えています。このケースにおいて重要なのは、どことパートナーを組むか、どことアライアンスをするのかということが非常に重要で、そのための1つのブループリントとして、東芝の「IoTリファレンス・アーキテクチャー」が非常に、大きく役に立つと考えています。」

「東芝は、これまで日本の社会インフラもしくは基盤の発展に、技術的に大きく貢献してきたと考えています。2018年に発表した、Toshiba IoT Reference Architecture をベースに、これから、新しいサービス、新しいビジネスというものを、お客さまあるいはパートナーさまと一緒につくっていきたいと考えています。どうぞ、ご期待ください。」

関連ページ:CPSを実現する東芝IoTリファレンスアーキテクチャー
https://www.global.toshiba/jp/cps/corporate/architecture.html(株式会社東芝)