Cyber Physical System(CPS)を構成する要素とは

CPSのデータソースには、3つのドメインがあります。

1つはIoT(Internet of Things)で、機械や設備に組み込まれたセンサーから収集されるデータです。

2つめは、IoP(Internet of People)で、人に関わるデータです。たとえば、IoTのデバイスを使った人から発信されるデータや、人が持つスキルや経験といったナレッジも含まれます。

3つめは、IoS(Internet of Service)です。サービスは、お客さまからの注文やサポートなど、従来のサービスを通じてデータベースに蓄積されるデータです。

CPSは、これらの3つのデータソースから上がってくるデータを循環し、最適解を見つけて、モノづくりを最適化するとともに、サイバー側にフィードバックされ改善を繰り返します。

東芝では、CPSとしてのIoTサービスを開発・運用するためのオープンな『共通の枠組み』として「東芝IoTリファレンスアーキテクチャ(Toshiba IoT Reference Architecture)」を策定し、これに沿った取り組みを進めています。

 

IIC(Industrial Internet Consortium)やNIST(National Institute of Standards and Technology)、Acatechなど、世界のリファレンスアーキテクチャーのスタンダードを踏襲して整備したもので、インダストリアルIoTに必要なさまざまな要件を盛り込んでいます。

東芝グループやパートナーのみなさまが持つ技術を組み合わせることで、さまざまなソフトウェアやサービスを開発、再利用、共有することを意図して策定しました。

 

これに沿った取り組みをグローバルに進めていくことにより、さまざまなステークホルダーの垣根を超えたオープンコラボレーションの加速や、事業拡大に寄与していきます。

東芝IoTリファレンスアーキテクチャーに準拠した
インダストリアルIoTサービス
TOSHIBA SPINEX

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