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2021.05.20

東芝のLPIS™で、IoTのデータ収集はもっと安くて簡単に


近年、IoT※1の発達により様々な分野で革新が起きています。LTEやWi-Fiといった一般的な通信のほか、セルラーLPWA、スター型LPWAといったLPWA※2と呼ばれる通信サービスの提供が始まっています。東芝グループでは、これらの課題を解決する独自の通信方式の開発を行っています。

*1 : IoT (Internet of Things):モノのインターネット
*2 : LPWA (Low Power Wide Area):省電力広域エリア通信

価値あるセンシングデータを、手間をかけずにリアルタイム収集

マルチホップ方式で計測対象をまとめて計測可能 【コストのお悩み】


LPIS™は通信ノード同士がバケツリレーのようにデータを伝送するマルチホップ方式を採用しています。センサーや計測対象をカバーするようにネットワークを構築してしまえば、まとめてデータ計測が可能なので、月々の通信量を削減することができます。また、センサーを追加したい際にも、フィールドのカバー範囲であればセンサーノードを追加するだけでネットワークに組み込み可能です。

※製品はイメージです。

920MHzの電波帯で屋内でも届きやすい 【制約のお悩み】


920MHzの電波帯は、屋内でよくパソコンやスマートフォンで活用されているWi-Fi(2.4GHz帯・5GHz帯)などと比較して電波干渉が少なく、障害物があっても回り込みやすい性質を持っています。また、マルチホップ方式を採用しているので、屋内外問わず立地的に電波が届きにくい場所であっても中継ポイントを作ることでカバーが可能です。

※当社独自調べ。

省電力設計で、様々な電源に対応可能 【制約のお悩み】


LPIS™の通信ノードはスリープ機能を搭載し、最小限必要な時間だけ稼働する省電力設計です。消費電力が少ないため、動作環境によってはアルカリ乾電池で約3年間動作します。 自立電源の場合は、電池交換不要なため、メンテナンスフリーで運用できます。さらに、太陽光パネルにバッテリーが内蔵された、キューブ型超小型自立電源もご利用いただけます。

多様なセンシングデバイスに接続可能 【制約のお悩み】


汎用的なインターフェースに対応しているため、様々なセンサーを接続することが可能です。すでに設置済みのセンサーを活用したい、別々の種類のセンサーを組み合わせてデータ取得したいといったご要望にお応えしています。

対応インターフェース例

※接続するセンサーの仕様、センサーの設置場所などをもとにセンサーインタフェースを組み込んだ状態でお届けします。

各種センサー例

仮設や既設設備への後付けが簡単【コストのお悩み】


既設の設備や建物への追加設置が可能です。可搬型の自立ポールをご用意していますので、新たに建造物が建てられない場所や仮置きでも簡単にご利用いただけます。

ご相談からご利用の流れ 【サポートへの課題】


ご不明点、その他ご要望につきましては、まずはお気軽にお問合せください。