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大島 友子 1つひとつの仕事に責任感を持って真摯に取り組むこと
鉄道鉄道
技術企画

大島 友子

OSHIMA TOMOKO

2003年入社

所属:鉄道システム事業部 技術企画・品質管理部
専攻:工学部 機械システム工学科

色んな人の、
色んな想いが、
尊重される組織へ。


入社のきっかけ
そのときの気持ちで、
キャリアを決めていく。

私が就職活動をした、2000年代の始めごろ。当時はまだ、「女性は結婚や出産をしたら辞めるかも」と世間では思われていました。だからこそ、働きたい女性は就職活動の段階からキャリアプランをしっかり立てることが必要だと言われた時代です。しかし私は、その時どきの気持ちに従って、人生もキャリアも決めていきたいと考えていました。実際、入社直後は将来のプランについては考えすぎず、セールスエンジニアの第一線での仕事に没頭する時期も。自分がしたいと思った時期に、結婚、妊娠、出産しました。そうして気づいたのが、時間的な制約の中で働くのは、とても大変だということです。とくにお客様対応の多い仕事は、やりたいときに、仕事も家族も子どもも、とやりたいことを思い切りやるのはとても難しかったのです。ならばエンジニアが効率よく仕事を進められる仕組みづくりから始めようと考え、復帰後は部門の業務改善プロジェクトに乗り出しました。そうする中でチーム全体の業務改善やマネジメントに興味を持ち始め、現在では鉄道事業の技術企画部門でマネージャーを務めています。

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私のターニングポイント
「そもそも」の働き方から、見つめ直してみよう。

いまではキャリア研修などで私自身が講義を行うこともありますが、私が育児休職したころは、まだロールモデルとなってくれる先輩も少なく、豊富なキャリア研修もなかった時代。どうすればいいかわかりませんでした。ただ、「これから同じように子育てをしながら働く人がもっと"働きがい"を感じて活躍できる職場にしたい」という気持ちは強くあったのです。だからこそ、そもそも残業を当たり前にできる人だけが職場のスタンダードとなる働き方を、変えようと考えたのです。社内メンバーと協力をしながら、業務の見える化を行い、課題を洗い出す。効率を上げるにはどうすればいいか。ミスを減らすにはどうすればいいか。それぞれの責任と役割分担を明確化することを中心に、いくつもの改善を行ってきました。ちょうど、社会全体でも働き方改革に取り組むようになってきたことも追い風に。未だ完璧とは言えないものの、組織として多くのことを変えられていると感じています。​

インタビュー画像2

働く環境への想い
組織を変え、
社会を変えていく。

様々な業務改善と組織改革を行い、「色んな人」が活躍できたらいいと、私は考えます。24時間仕事のことを考えて残業できる人だけじゃなく、ね。人生のプランなんてわかんない。それでも仕事もしたいし、それ以外のことも大事にしたいって女性が、その気持ちを大事にしながら働けることも大事。もちろん女性だけじゃなく、プライベートを大切にしたい男性の気持ちを大事にすることも大事。色んな人の、色んな気持ちや価値観を尊重して、それでも成果の上がる仕事を生むのが、組織です。そのために、組織をいい方向に変えていかなければなりません。そして私たちがその姿を見せることが、きっと世の中全体を変えていくためのメッセージにも、なっていくだろうと考えています。

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私の休日
何気ない、何にもない日を、大切に。

じつは、家ではボーッと過ごすのが結構好きです。ソファでくつろいだり、ネットサーフィンをしたり。そうして夕方ごはんをつくったら、休日が終わっているような。そんなお家時間です。そうやって何にもしないような日も、家族で外食するような日も。家族で過ごす何気ない日が、いまの私の大事な日なのかもしれないです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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ピックアップ!
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異業種女性交流研修への派遣

視野拡大、ネットワーキング、コミュニケーション力の強化を促す目的で、異業種女性交流研修へ将来のリーダー候補の女性従業員を派遣しています。
(東芝グループで2014年度から実施、東芝を含む異業種企業計8社から若手女性従業員が参加)

異業種女性交流研修への派遣
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役職者向け
意識啓発研修

役職者任命時の必須研修で「ダイバーシティ・マネジメント(多様な部下とのコミュニケーションの取り方)」について学ぶ科目を導入しています。
(東芝グループで2010年度から開催し、2019年度までに約210回実施、のべ6,641人以上が受講)

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大島 友子 女性活躍推進の取り組み
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