浜川崎工場
開閉装置部工学部
今澤 優子
2016年入社
自然科学研究科 電子情報科学専攻
- 技術系
- エネルギー事業
- 開発設計
- ~入社10年目
自然由来の空気を絶縁ガスに使った
新しいGISの開発に取り組んでいます
私は環境に優しいガスを使った、新しいGIS(ガス絶縁開閉装置/GasInsulated Switchgear)の開発をしています。GISとは、送電系統を切り換えたり、落雷等の異常から電力系統を保護したりする装置で、電力の安定供給を支えています。現行のGISは絶縁性能や電流を遮断する能力が優れたSF6というガスが使用されており、GISを小型化・高性能化できるメリットがあります。しかし、地球温暖化係数(GWP)が25,200と高く、使用量を削減することが望まれています。そこで私のチームでは、環境に負荷がかからない、自然由来のガスである空気を絶縁ガスに使った新しいGISの開発に取り組んでいます。
絶縁ガスの種類は、製品の性能やサイズに大きな影響を与えます。空気は環境に優しい反面、絶縁性能や電流遮断能力がSF6ガスに比べて劣るため、単純にガスを入れ替えるだけでは製品は成立しません。そのため、研究所と連携しながら様々な試験を実施して基礎データを集め、新しいGISに適した設計基準を作り、構造の見直しを行っています。
東芝は多くの分野で日本初、世界初を生み出してきました。日本初の実用GISにも携わっています。長年にわたり新しいことに挑戦し続けられるのは、東芝の持つ技術力の高さの表れだと思います。最先端の開発に若手でも携わることができるのは、東芝で働くことの魅力だと思います。時には満足する性能がだせず苦しいこともありますが、自分が作ったものがフィールドで稼働している姿を想像するとワクワクして、「今度こそは!」とやる気が湧いてきます。

