東芝のエネルギー事業におけるデジタルトランスフォーメーションの取り組み

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2020.06.08

中井デジタリゼーション技師長インタビュー「東芝のエネルギー事業におけるデジタルトランスフォーメーションの取り組み 」


東芝エネルギーシステムズでデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の中心的存在である、ESS デジタリゼーション技師長 中井 昭祐にエネルギー事業におけるデジタルトランスフォーメーションの取り組みについて聞いた。

新たな価値を創造するために


「ESSのVisionとして、「将来のエネルギーのあり方そのものをデザインする」ということを挙げられており、そのキーとなるのが、CPSだと考えております。Toshiba IoT Reference Architectureに準拠した新たなプラットフォームを活用し、CPSのループを効率よく回すことで、今までにない新たな価値創造に取り組んでいきたいと思います。」

オープン性/コネクティビティを重視し エコシステムを構築していく


「長年、つくる・おくる・ためる・つかう というエネルギーの各領域でモノづくりをしてきたことを活かし、まずは、現状ビジネスからの連続性を活かしたCPSの構築をしていきたいと思います。我々の新しいプラットフォームとしては、オープン性/コネクティビティを重視したもので、今後新たな顧客やパートナーと、エコシステムを構築していきたいと考えております。」

市場の変化に対応した、真の課題に対応するサービスを提供


「エネルギー市場においては、エネルギーのベストミックスを実現するため、従来のありかたや役割が急激に変わってきています。例えば、火力発電所においては、今まで以上に厳しい運用が求められており、O&M費の増大に対応するようなサービスが必要となります。さらに、当社の、つくる・おくる・ためる・つかう というエネルギーの幅広い領域に携わっている点を活かし、顧客の様々な意思決定をサポートしていきます。」

「このように、プラットフォームをベースにして、顧客やパートナーと供に、エネルギーに関わる様々な領域で事業価値を高めていく新しいサービス、新しいビジネスというものを一緒に作っていきたいと考えております。」

関連ページ:東芝レビュー(2020年5月)巻頭言「CPSによるエネルギー事業の新たな価値創造」
https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/migration/corp/techReviewAssets/tech/review/2020/03/75_03pdf/a01.pdf(168KB)(株式会社東芝)

関連ページ:東芝レビュー(2020年5月)「火力発電プラントの熱効率・稼働率向上に向けたO&M改善サービスとそのビジネス展開」
https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/migration/corp/techReviewAssets/tech/review/2020/03/75_03pdf/a04.pdf(1.04MB)(株式会社東芝)