バックナンバー

Vol.32 「TOSHIBA SPINEX」による変革と価値創造 インダストリアルIoTサービスの展開を加速

IoTやAIなどのデジタル技術の進展に伴い、サイバーフィジカルシステム(CPS)への期待が高まっています。CPSは、産業分野を中心にこれまでにない価値を生み出し、経済の発展や社会課題の解決をもたらすといわれています。
東芝は、新たに発表した「東芝Nextプラン」で、「世界有数のCPSテクノロジー企業を目指す」と宣言。この実現に向かって、さまざまな技術開発とビジネス変革を進めています。
東芝には、長年のものづくりや社会インフラ領域での実績によるフィジカルでの強みがあります。この強みをサイバー技術で生かしてCPSを実現するために、共通フレームワーク「東芝IoTリファレンスアーキテクチャー」を策定しました。そしてこれに準拠したインダストリアルIoTサービス「TOSHIBA SPINEX」の提供をさまざまな領域で開始し、その展開を加速させています。
今回の特集では、東芝が自らの変革と社会の発展に寄与するべく、豊富に培ってきたサイバーとフィジカルの技術をいかに融合させて、どのようにビジネスを変革・成長させていこうとしているのか。
その具体的な取り組みをご紹介します。

株式会社 東芝
コーポレートデジタイゼーションCTO 兼
デジタルイノベーションテクノロジーセンター長
山本 宏  YAMAMOTO Hiroshi

Vol.31 ビジネスと、その進化をとめない マネージドサービスが創造する新しい世界

テクノロジーがかつてないスピードで進化し、デジタルエコノミー時代のビジネス環境が急速に変化する今。ICTの活用方法について真剣に考え直すべき時が来ました。最近注目されているSRE*の概念は、システムの信頼性だけでなく、ビジネスの成長への貢献を求めるものです。
東芝デジタルソリューションズは、2019年4月に「マネージドサービスセンター」を設立。ICTシステムの維持・メンテナンスにとどまらず、最適化・自動化を進めながら、継続的な改善を実現する東芝マネージドサービス「Albacore(アルバコア)」の提供を開始します。東芝の幅広い事業領域で培った運用経験に基づき、最新のクラウドやIoT、AI、OSS*などのテクノロジーを取り込み、成長し続けるお客さまのビジネスに貢献します。東芝グループが取り組むサイバーフィジカルシステム(CPS*)の実現に向け、サイバーとフィジカルが高度に融合したIT基盤の設計、構築からアプリケーション、業務支援を含めた運用までを一貫したサービスで提供します。
本格的なCPSの実現を見据えながら、お客さまの発展を支援し続けるAlbacore。今回の特集で、その取り組みをご紹介します。
*SRE:Site Reliability Engineering,OSS:Open Source Software,CPS:Cyber Physical Systems

東芝デジタルソリューションズ株式会社
マネージドサービスセンター センター長
落合 信  Makoto Ochiai

Vol.30 働き方の革新と豊かな暮らしをRECAIUSが実現 人とAIのつながりがもたらすデジタル社会

少子高齢化による生産年齢人口の減少やデジタル技術の進化により社会の価値観は変わり、日本の「働く」が変わり始めています。激変する社会環境や時代の流れの中で、多様な人がいきいきと暮らし、働ける、豊かな社会の創造を目指すことが企業の使命と考えます。そこで大きなテーマとなるのは、「働き方の革新」と「生活の快適化」です。
今回の特集では、それらを実現する鍵を握る「人とAIの高度なインタラクション」における、東芝デジタルソリューションズの新たな方向性と最新の技術について解説。東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」を中心に広がろうとしている、社会変革の最前線をご紹介します。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
RECAIUS事業推進部 事業推進部長
多田 智紀  Tomoki Tada

Vol.29 システム製造業から価値創造業へ 価値共創を目指すソリューションセンター

クラウドやIoT、AIの登場により、さまざまな業界でイノベーションが広がっています。このような先進のデジタル技術の活用によって、業務の効率化やプロセスの改善だけでなく、ビジネスモデルの変革や創出といった新たな価値の提供が始まっています。そこでは従来のシステム構築における方法論や体制に加え、変化に即応できるオープンなアーキテクチャーや、ビジネスアイデアに富んだ人材が求められます。
当社のソリューションセンターは、システム開発を支えるソフトウェア工場として、さまざまな業界における知見を豊富に培ってきました。これに加えて先進のデジタル技術を生かし、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代への対応を強化しています。
今回の特集では、お客さまとの価値の共創を目指し進化を続けるソリューションセンターの最新の取り組みをご紹介します。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
ソリューションセンター センター長
長光 宏樹  Hiroki Nagamitsu

Vol.28 情報資産の価値を高める デジタル変革を支えるソフトウェア生産技術

デジタル技術の進展により、さまざまな産業領域において革新的なビジネスモデルを展開する、破壊的イノベーションが起こっています。グローバル競争が激化する現代で日本の企業が勝ち抜くためには、デジタルトランスフォーメーションが鍵となるのは言うまでもありません。
そこで課題となるのが、長い年月を経て複雑化し、ブラックボックス化した既存のシステムです。デジタルトランスフォーメーションを達成するためには、既存のシステムに蓄積されたデータの活用や、維持コストの削減、迅速さとスケーラビリティーの確保といったことが課題となります。
東芝デジタルソリューションズでは高度なソフトウェア生産技術を取りそろえ、これらの課題を解決し既存のシステムをビジネスや社会の環境の変化に適応させるITモダナイゼーションを推進。デジタルトランスフォーメーションに導く技術と導入手法を体系化しています。
今回の特集では、当社がお客さまに提供するITモダナイゼーションの全体像を、最新の事例を交えながらご紹介します。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
生産技術センター センター長
今村 大輔  Daisuke Imamura

Vol.27 運用・メンテナンス(O&M)業務はデジタル化でこう変わる! 設備を活かす、人を活かす東芝のO&Mソリューション

高度成長期に盛んに建設された工場やインフラ施設において、設備の老朽化が進んでいます。それらの運用・メンテナンス(O&M)の現場では、作業者の高齢化や後継者不足、業務が熟練者の判断に委ねられ属人化しているといった課題も浮き彫りになってきました。一方で、IoTやAIなどのデジタル技術の進化に伴い、遠隔からの設備の点検やタイムリーな部品交換が容易となり、精度の高い故障予知や劣化診断、寿命予測に基づいた「CBM(Condition Based Maintenance:状態監視保全)」が低コストで実現でき、業務効率化や長期間運転、さらには新たなサービスビジネスの創出を可能にします。
東芝デジタルソリューションズでは早くから、デジタルトランスフォーメーションによるO&M業務の変革と全体最適化を推進してきました。今回の特集では、機器や設備を提供する側と利用する側の双方で経験を培ってきた当社ならではの取り組みをご紹介します。そこにはO&Mを「コスト」から「価値」へと転換する、企業競争力の新しい可能性も見えてきます。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
インダストリアルソリューション事業部 事業部長
岡田 俊輔  Shunsuke Okada

Vol.26 お客さまと共に新たな事業創造を支える デジタル化の先に向けた共創とサービス化

東芝は、グループ全体でデジタルトランスフォーメーション(DX)によるビジネスモデルの転換を図り、さまざまな事業分野において、お客さまの課題や市場ニーズを起点とした新しい成果共創型のビジネス創出に取り組んでいます。
これをさらに加速するため、2018年4月、株式会社東芝にDXによる全社成長戦略を牽引する最高デジタル責任者(CDO)と、CDOの下でグループ全体におけるDXの推進を主導する「デジタルトランスフォーメーション戦略統括部」を新設。また同月、東芝デジタルソリューションズ傘下に、デジタルビジネスにおいてコンサルティングから新たな価値の創造とその確認までを一貫したサービスで提供する「東芝デジタル&コンサルティング株式会社」を設立しました。
本特集では、DXの実現に向け、東芝IoTアーキテクチャー「SPINEX(スパインエックス)」(株式会社 東芝)をベースとし、東芝のこれまでの実績に基づいたコンサルティングとSIを融合させた新しいデジタルサービスをご紹介します。

株式会社東芝 執行役専務
東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役社長
錦織 弘信  Hironobu Nishikori

Vol.25 社会インフラシステムのデジタルトランスフォーションを支える 東芝のインダストリアルIoTセキュリティ

近年、社会インフラを狙ったサイバー攻撃が世界的に頻発しています。
システムの破壊はおろか、人命や環境にまで深刻な被害をもたらす重大な事故が危惧される時代。 その背景には、攻撃の高度化、巧妙化とともに、IoTの急速な広がりがあります。
東芝IoTアーキテクチャー「SPINEX(スパインエックス)」(株式会社 東芝)によるデジタルトランスフォーメーションを推進してきた東芝では、制御セキュリティの領域にまで及びはじめたサイバー攻撃の脅威に対抗するため、グループの総力を挙げてセキュリティ態勢を強化。
エネルギーや製造、交通、医療機関といった重要インフラを守り、お客さまの事業、人と社会の安心と安全を支え抜くため、組織と技術の両面からかつてないスケールの改革を推し進めています。

* IoT:Internet of Things(モノのインターネット)

東芝デジタルソリューションズ株式会社
インダストリアルICTセキュリティセンター
センター長
下田 秀一  Shuichi Shimoda

Vol.24 IoTデータをビジネス価値に変える東芝アナリティクスAI「SATLYS」 AIデータ分析がもたらすデジタルトランスフォーメーション

従来の事業モデルの延長線上では、もはや企業が競争力を発揮できない時代。ビジネス変革の鍵となるのは、ビッグデータの分析を行い、それを活用することで新たな価値やビジネスモデルを創出することです。
これに向け、東芝IoTアーキテクチャー「SPINEX(スパインエックス)」によるデジタルトランスフォーメーションを推進してきた東芝は、半導体や社会インフラなどでの豊富な経験に、先進のテクノロジーを融合。多種多様なIoTデータを分析・活用するためのAIサービス、東芝アナリティクスAI「SATLYS(サトリス)」をリリースしました。
今回の特集は、SATLYSにより東芝が目指すビジョンからSATLYSの技術的ポイント、そして東芝グループにて適用した最新の事例までを詳しくご紹介。デジタルトランスフォーメーションでビジネス変革をリードする、東芝のアナリティクステクノロジー、その最先端をお伝えします。

* IoT:Internet of Things(モノのインターネット)、AI:Artificial Intelligence(人工知能)

東芝デジタルソリューションズ株式会社
取締役常務
ソフトウェア&AIテクノロジーセンター センター長
下辻 成佳  Shimotsuji Shigeyoshi

Vol.23 音声・画像データの知識処理を行うコミュニケーションAI 人とAIのコラボレーションがもたらすビジネス革新

「人の意図や状況を理解し、人にわかりやすく伝え、サポートする」をコンセプトに、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」は、商品を充実させ、実績を積み重ねてきました。
先進のAI技術は、人とモノのコミュニケーションをさらに発展させ、人とモノやシステムが協働(コラボレーション)することで、デジタル革新を加速していきます。
今回の特集ではRECAIUSをハイライトに、東芝デジタルソリューションズのAI技術、商品戦略、そして最新事例のいくつかをご紹介します。
東芝が長年培ってきた技術の粋を集めたRECAIUSの未来にご期待ください!

東芝デジタルソリューションズ株式会社
RECAIUS事業推進室 室長
多田 智紀  Tomoki Tada

Vol.22 IoTに求められる即時性と拡張性 センシングデータを現場でフルに活用する

デジタルトランスフォーメーションによるさまざまな変革がIoT*により加速されています。
センサーなどで収集されたデータを現場で活用するには、膨大なデータを選別して現場で素早く処理すると同時に、クラウドに蓄積されたビッグデータを分析して現場にフィードバックする仕組みが必要です。東芝のIoTアーキテクチャー「SPINEX」にはこれらを実現するコア技術や基盤商品が組み込まれています。
「エッジコンピューティング」や「デジタルツイン」といったSPINEXの特長を具現化する先進的な商品やサービスを各種提供。東芝は、ものづくり企業としてのDNAと先進技術を存分に生かしながら、産業や社会のさまざまなフィールドで、お客さまのデジタル革新を強力に推し進めています。
今回の特集では、その中から主要な商品をピックアップし、最新の事例とともにご紹介します。

* IoT:Internet of Things (モノのインターネット)

東芝デジタルソリューションズ株式会社
商品統括部 部長
生藤 芳一  Yoshikazu Ikito

Vol.21 東芝のIoTアーキテクチャー「SPINEX」登場 産業界のビジネスモデルを変える 日本発のデジタル革新

日本においてもデジタル化による、産業や社会の変革が待ったなしの現在。東芝の技術の集大成ともいえる革新的なIoTアーキテクチャーが登場しました。
その名も「SPINEX」。IoT*やビッグデータ、AI*といった先進のテクノロジーと、さまざまな現場で培ってきた東芝の豊富な技術や知見を結集。グローバル標準を取り入れたオープンで柔軟なシステムを提供することで、お客さまの要望に最適なデジタルトランスフォーメーションを実現し、ビジネス変革を支えていきます。
遂に始まった、人、モノ、ことが自在にむすびつき、技術が、製品が、サービスがリアルタイムにつながる世界。
今回の特集では、ヴェールを脱いだ「SPINEX」の特長を、最新事例と合わせてご紹介します。

* IoT:Internet of Things (モノのインターネット)、AI:Artificial Intelligence (人工知能)

東芝デジタルソリューションズ株式会社
取締役 IoT事業開発室 室長
沖谷 宜保  Noriyasu Okitani

Vol.20 IoTデータの価値を見いだす人工知能 -アナリティクスからディープラーニングへ-

ゲームやインターネットサービスの世界では、既にさまざまな人工知能(AI*)の技術が使われています。一方、製造業や社会インフラなど、膨大かつ多種多様なデータを取り扱うインダストリアル領域では、IoT*の普及とともに、AIの活用が広まり始めてきました。
東芝は長年、AIの研究開発に取り組んでおり、その成果は東芝コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」に受け継がれています。これら豊富な経験から培ったノウハウと技術を結集。最近、AIの技術の中で注目を浴びている「ディープラーニング」をインダストリアル領域で活用し、お客さまや東芝グループのビジネスを支える取り組みを進めています。

* AI:Artificial Intelligence (人工知能),IoT:Internet of Things (モノのインターネット)

Vol.19 加速する、サービスビジネスへの変革。 東芝が拓く「共創イノベーション」

独創によるシステム開発から、共創によるサービスビジネスの創出へ。世界の産業構造が急速に変わり、一企業一組織だけで産業界や社会に広がるさまざまな課題を解決することが困難な時代が訪れています。
私たちインダストリアルICTソリューション社はグローバルなメガトレンドをいち早く捉え、IoTを駆使したサービス事業への構造転換を戦略的に推進。東芝グループやお客さま、パートナーとの共創によるイノベーションを加速しています。サービスビジネスへの変革を通じて、感動や歓びといった質の高い経験価値を、暮らしに、ビジネスに次々と提供していくことを目指して。今回の特集では、現在私たちが進めている共創への取り組みと最新の事例を多角的にご紹介していきます。多様な知恵と技術の融合だけが切り拓くことができる、新しい未来がそこにあります。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
IoT&メディアインテリジェンス事業開発室 室長
沖谷 宜保  Noriyasu Okitani

Vol.18 ビジョンから実践へ。 東芝の「次世代ものづくりソリューション」最前線

世界各国がものづくりの次世代化を積極的に推進する中、日本においても大きな変革の波が訪れようとしています。その先頭を切り拓くのが、インダストリアルICTソリューション社と東芝グループです。
創業以来140年にわたり脈々と続く「ものづくりDNA」を受け継ぎ、現場での実証の成果に基づいて、最先端のIoT技術やビッグデータ解析技術を駆使した次世代ものづくりソリューションを提供していきます。
ビジョンから、実践へ。今回の特集は、日本の製造業の力をさらに強く発展させていく、東芝の次世代ものづくり実現に向けての取り組みと、お客さまに提供するイノベーションについて、数多くの視点からご紹介させていただきます。

東芝デジタルソリューションズ株式会社
製造・産業・社会インフラソリューション事業部 事業部長
岡田 俊輔  Shunsuke Okada

関連リンク