トップメッセージ
東芝グループは「人と、地球の、明日のために。」を経営理念としています。サイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業を目指す東芝グループの中でデジタルソリューション事業を担っている当社は、 人間尊重を基本として、豊かな価値の創造、世界の人々の生活・文化への貢献に向け、ダイバーシティ(多様性)の更なる促進が重要と捉え、異なる考えや価値観を持つ人々と様々な連携を図ることで共存共栄していける「つながる世界」を作っていきたいと考えます。
現在、多くの企業が、どうすれば競合する者同士が壁を作らずに新たな世界を作れるのか、という課題にも直面しています。そこで、世界共通の課題という観点でSDGs※が重要な指針になると考えています。
※ Sustainable Development Goals
SDGsの17あるゴールの中で、当社の事業と特に強く関連するのは9番目と17番目です。9番は産業と技術革新の間にインフラを作ろうということ。すなわち、ゴールを直接的な課題解決ではなく、各ゴールに向うための基盤自体の構築にしているということであり、データをシェアできる仕組みというのは基盤そのものです。さらに、それを17番のパートナーシップ、誰かの独占ではなくて皆が共生・共創できるような形で行うということが極めて重要です。
当社は、これからも生命・安全・法令遵守を最優先に、様々な連携が求められるグローバルな課題の解決に向けて、「企業活動による貢献」と「事業を通じた貢献」に積極的に取り組み、みなさまと共にデジタルの可能性を開きながら、新たな価値を創出することで、SDGsの達成とサステナブルな社会の実現に貢献していきます。
東芝デジタルソリューションズ株式会社
取締役社長 島田 太郎