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特集:2023年の技術成果

東芝グループの2023年の技術成果を掲載しております。

研究開発

技術戦略に基づいて,中長期的な視点で基盤技術を深め,新規事業領域の研究や革新的かつ先行的な研究開発に取り組んでいます。顧客やパートナー企業と未来を共創し,発想力と技術力で,これまでにない価値を生み出します。

エネルギーシステム

原子力・火力などの大型発電設備に加え,水力・地熱・太陽光・風力などの再生可能エネルギー発電システムの技術を開発しています。また,作った電気を家庭や産業向け施設などに届ける送配電システムや,分散型エネルギー資源を有効活用するVPP(バーチャルパワープラント),再生可能エネルギー由来の水素エネルギーシステムなども提供しています。

インフラシステム

気候変動に伴う自然災害や,社会インフラの老朽化,国内労働人口の減少,巧妙さが増すサイバー攻撃など長期的な課題に備え,社会インフラ強靱(きょうじん)化の重要性が増す中で,デジタル技術を活用し,上下水道や,鉄道,放送・通信をはじめとする社会インフラの高度化,スマート化,自動化,省力化,サイバーセキュリティー強化に対応した製品・サービスを提供してきました。今後もIoT(Internet of Things)やAIなどの技術を取り入れ,より安全・安心で快適な社会システムを構築し,社会に貢献していきます。

デバイス&ストレージ

今後も安定した市場成長が期待される車載・産業用半導体や,データセンター向け大容量HDD(ハードディスクドライブ),半導体製造装置,部品・材料などの技術開発に注力しています。高付加価値な製品の供給を通じて,デジタル社会の進展やGX(グリーントランスフォーメーション)社会の実現に貢献します。

デジタルソリューション

IoT(Internet of Things)やAIなどのデジタル技術や量子技術を活用した製品を開発し,グローバルに展開しています。東芝グループの幅広い事業領域で生まれる様々なデータが持つ力を最大限に活用するとともに,プラットフォーム化を推進することで価値あるサービスを次々に生み出し,カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。

ビルソリューション

人々の快適な暮らしを支える上で不可欠なビル・施設向け昇降機・照明の分野で,高い省エネ性能で環境面に配慮した製品・サービスを提供し,安全性・快適性を向上させるビルソリューションをグローバルに推進しています。

リテール&プリンティング

POS(販売時点情報管理)システムやMFP(複合機)などを展開する上で獲得した,独自技術とフィジカルアセットの最大限活用や,顧客・開発パートナーとの共創により,変動する社会環境に合わせた利便性・快適性を提供する製品・サービスを開発しています。


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