さまざまな場所で使われるデータベース管理システムを構築。ひとつの製品を仲間と力を合わせて品質を上げていく。

オープンソース技術部

片山 大河

仕事

ひとつの技術を多方面に展開。さまざまな場所で使われるデータベース管理システムの構築。

担当している業務は、データベース管理システムの構築です。データベース管理システムとは、情報を蓄えておいて、データを簡単に検索し出し入れするシステムのことで、ミドルウェアという位置付けになります。

特定の製品に載っているものではなく、さまざまな場所で使われる可能性があるソフトウェアで、例えば駅の改札で駅員さんが操作する端末に入っていたり、テレビの番組表のデータ蓄積などに利用されていたりするものです。今までリリースしたものは、メディカル系、電力系、放送系やエレベーターの管理システムといったものがありました。
特定の製品に偏ることなく、いろんなものを見たいという思いで入社しましたので、ひとつの技術を中心としてさまざまな分野に展開していく今の業務は、本当に自分に合っていると感じています。

職場環境

面倒見の良い仲間たちで助け合いながら業務をこなす。オンオフがはっきりした、メリハリのついた職場環境。

私のチームは5人で、雰囲気はすごく良いと思っています。仕事に集中してピリピリした空気になることもありますが、オンオフがはっきりしていて、仕事が終わってからみんなで食事に行くこともよくあります。

技術系は個人の仕事だと思われがちですが、私たちはひとつの同じ物を、みんなの力を合わせて作っているのです。個人的に分からないことも、その分野に詳しい仲間の知恵を借りることが多いですし、面倒見の良い人が多いのも特徴かもしれません。
この仕事は、いろんな人に見てもらって、使ってもらうことが大切です。ひとつの製品を良くしていきながら個人のレベルを上げるためには、みんなで指摘し合って、指摘されたことをポジティブに捉えて成長していくことが重要です。
新人で配属された時も丁寧に教えてもらえましたし、業務のレビューを頻繁に行うチームなので、成長しやすいと思います。また希望すれば研修にも行かせてもらいやすい環境ですよ。

やりがい

自分でコードを書いて、製品のリリースにまで関われる仕事。

学生の時からコードを書くことが好きで、そういう仕事ができればいいなと考えていました。他の部署では自分で設計だけをして、他部署や外部に作ってもらうことが多いようですが、今の職場では自分でコードを書くことも多くて、すごく楽しく仕事をしています。

時には大変なこともあります。例えば、まだデータベースの中身もよく知らない新人時代にリリース直前のトラブルに遭遇して、お客様のところに説明に伺ったり、長時間かけて修正したりでかなり苦労しました。しかし、苦労したおかげでデータベースのことにも詳しくなれて、結果として製品も良い方向に進んだので、今ではそれも貴重な経験だったと思っています。

メッセージ

さまざまな製品に関わる仕事ができ、はっきりした達成感が味わえる。


私たちのチームの特徴は、実際にシステムを作って、それが製品に載るところまで関われるというものです。実際に“モノ”を作っているという充実感が味わえます。
製品のリリース間際には大変なこともありますが、それを乗り越えると大きな達成感を得ることができて、次のモチベーションにもつながります。いろんな製品に関わってみたいと考える人に適した仕事だと思います。

オフの過ごし方

大学時代からテニスをしていたので、週末には研究開発センターのテニス部に参加しています。公営や民営のコートをみんなで協力して確保して活動するほかに、たまに本格的な試合にも出ています。テニスの魅力は、練習すればするほど上達することです。ダブルスだと仲間4人で仲良く楽しくできるところが良いですね。休みの日は、テニス部の活動以外にも、身体を動かしていることが多いです。基本的に動くことが好きで、フットサルの誘いを受けてボールを蹴りに行くこともありますよ。

関連する研究領域

  • 共通要素技術
    OSS活用と“東芝ならでは”の差異化機能の開発で魅力あるソフトウェアを創出