よくあるお問い合わせ(FAQ)

コンピュータリンクはホストコンピュータ(表示器を含む)とコントローラとの間を、専用のプロトコルによってデータの受け渡しを行なう機能です。

L1PU11H、L1PU12HともRS-485でのコンピュータリンク接続が行なえます。

  1. 電源はVシリーズ専用の電源モジュールPS591を使用してください。また端子台から24V電源が供給できます。それ以外の電源を使用しますと、誤動作、故障の原因となります。
  2. 空調機や複写機など、高い消費電力を要したり、ノイズを発生する機器の電源は、同じコンセントからとらないで下さい。

このシリーズでは二重化できるモジュールはありません。中・小規模シリーズ、または大規模シリーズでご検討してください。

Lモジュールの特殊レジスタ(SW)の0052に初期化フラグが割り当てられています。長停立上げまたはタスクダウンロードで最上位ビット[<F>bit]が、セットされます。
特殊レジスタの値は、プログラムで参照できますので、例えば、<F>ビットがONの条件成立した場合に、アプリケーションで初期化します。

可能ですが、下記内容に注意願います。

【注意】

オンライン変更には、ダウンロードサイズ以上のプログラム空き領域が必要です。例えば、1タスクのみで全処理を実行する場合、少なくとも全プログラム領域の1/2をオンライン変更に備えて空き領域にしなければなりません。
(オンライン変更要求が、タスク単位のためです。空き領域を小さくするためには、MSタスク毎に分割してプログラムを作成します。)

バス伝送速度 375kbps(LP01、LP02)
バス伝送速度 19.2kbps(LP03、LP04)
操作出力 DC4~20mA 1点(LP01、LP03)
操作出力 パルス幅出力(オープン/クローズ)1組 (LP02、LP04)

バス伝送が停止すると、AO出力は保持となります。
(SAO01、SDI01の様に、[保持/0V出力]の選択指定はありません。)

従来はI/O信号やシリアル通信レベルでデータの受け渡しを行なうのが一般的でしたが、現在はさまざまなオープンネットワークが普及しており、より高速・大容量のデータ交換ができるようになりました。
統合コントローラではEthernetといったオープンネットワークをサポートしています。他社コントローラがこれらのネットワークをサポートしていれば容易に接続が行なえます。

弊社製コントローラ PROSEC Tシリーズをサポートしている表示器であれば標準装備のRS485ポートで接続できます。

EN531を使用しイーサネット通信を行います。イーサネットモジュールに設定するIPアドレスなどは、エンジニアリングツールで設定します。

コントローラの動作が異常なときには、まずCPUモジュール上のRUNのランプ(LED)の点灯状態を確認して下さい。RUN LEDが点灯している時は運転状態、RUN LEDが消灯している時は停止またはエラーダウン状態です。
次にエンジニアリングツールを接続して、RUN LEDが消灯している時にはシステムログを確認して下さい。
RUN LEDが点灯している時には、プログラマのモニタ機能で、入出力状態やプログラム実行状態を確認して下さい。